新作は4Kカメラで撮影写真:AP/アフロ[映画.com ニュース] 巨匠ウッディ・アレン監督が、47作目の長編映画となる次回作で、初めてデジタル撮影を採用していることがわかった。 今年5月のカンヌ映画祭に登場したアレン監督は、デジタル撮影への移行を示唆していた。今回使用するのはソニーのCineAlta 4Kカメラ「F65」で、同社の欧州法人が10月7日(現地時間)に公表。マスターデータも高解像度の4Kで作成されるという。 本作の撮影監督を務めるビットリオ・ストラーロは、「地獄の黙示録」「レッズ」「ラストエンペラー」の3作品でアカデミー賞撮影賞に輝いた名匠。ソニーが発表した声明の中でストラーロは、アレン監督からのオファーを快諾したことを明かし、「この映画をデジタルで記録するようにウッディを説得したんです。そうすれば、私たちはともにデジタルの世界で旅を始められますから」とコメントしている。 同