NTTドコモは21日、ファーウェイ(華為技術)とドコモ北京研究所との共同実験において、無線LAN等で使われている5GHzの「アンライセンス周波数帯」でLTEの通信に成功したことを発表した。 「アンライセンス周波数帯」は、無線LANやBluetooth等が利用する、国際的に免許が不要な周波数帯。LTEをアンライセンス周波数帯で利用可能にする技術「Licensed Assisted Access using LTE」(LAA)の有効性を確認するため、5GHz帯を用いた屋内実験を行った。 「LAA」は、データ通信量の急増による世界的な携帯電話向け周波数帯の逼迫を背景に、国内外の多くの企業が注目しており、2014年中にも標準化の検討が始まる予定となっている。アンライセンス周波数帯でのLTE通信を実現させるとともに、LTE-Advancedで用いられる「キャリアアグリゲーション」を活用して、既存の携