キャッシュレス決済に絡む不正利用が、次々に明らかになっている。 時事通信の報道によれば、2020年10月8日には、スマホ決済PayPayを新規に登録した人に贈られる電子マネーを不正に現金化したとして、警視庁が3人を逮捕した。 PayPayに限らず、ゆうちょ銀行、NTTドコモ、各地の地方銀行などで浮上したキャッシュレス決済に絡む不正では、多くの場合、本人確認の穴をつかれている。 いまのところ、不正を防ぐ対策として各社が2段階認証を導入しているが、この方法にもすき間はある。 SMS(ショート・メッセージ・サービス)を使った2段階認証を代行してくれるサービスまで存在するのが現状だ。 SIMカード4万枚用意、PayPay登録 時事通信によれば、PayPayの不正使用事件では、電子計算機使用詐欺の疑いで3人が逮捕された。 容疑者たちは4万枚のSIMカードを用意して、PayPayで4万アカウントを登録
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