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倫理と司法に関するnavecinのブックマーク (3)

  • 刑事裁判は魂の救済の制度ではない | ペンギンはブログを見ない

    1月30日の朝日新聞「私の視点」に臨床心理士の西脇喜恵子氏が「被害者参加制度・偏った被害者像を超えて」という意見を載せていて、それに対してちょっと物申したいと思ったのだが、 面倒なことに、「私の視点」は朝日のHP上には掲載されていなくて、リンクも張れないし、引用するのにいちいち打ち込まなければならないのだった。 この意見は「法的な議論は別にして、臨床心理士の立場から被害者支援に協力してきた」者からの意見と前置きされているし、法律家の立場について理解がされていないのは当然というか、仕方がないとは思うので、非難をするつもりはない。 ただ、法律家であればするであろう、2,3の誤解を指摘したいと思う。 ある被害者が証言台に立ったとき、それに付き添った彼女は「公正な証言を妨げる」との弁護人の異議を受けた裁判官に「うなずきながら話を聞くのを止めるように」という注意を受ける。 この注意につき、彼女は 従

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  • 光市事件弁護団への怒りと刑事弁護人の役割の理解の難しさ(人生幸朗さんのコメントと小川弁護士のHPから) - 弁護士のため息

    刑事弁護人の役割について、また真面目な質問を頂いている。 この質問に分かりやすく答えるのが(去年もそうだったが)一番難しい。 しかし、この光市母子殺害事件の弁護人の弁護活動にこれだけ多くの方が怒りを抱かれるのは、やはり刑事弁護人の役割について根的な誤解があるからと感じる。誤解に基づいた怒りが暴発しているのである。 当は、テレビに出て弁護士の仕事について説明するのがうまい橋下弁護士らがこういう誤解を解くために説明して下さるといいと思う。橋下弁護士が、弁護人の誠実義務を理解していることは、先日のTV番組の発言ではっきり分かった。醤油のびんを万引きした被告人が「醤油のびんの方が勝手に買い物かごに入ってきたんだ」と言うのをそのまま主張したことがあるが、それも弁護人としては仕方がないことなのだ、などと述べていたから。 だから、橋下弁護士も例の弁護団の報告集会に出てからは弁護団の主張を攻撃しなくな

    光市事件弁護団への怒りと刑事弁護人の役割の理解の難しさ(人生幸朗さんのコメントと小川弁護士のHPから) - 弁護士のため息
  • 狐の王国 「酒鬼薔薇だった」少年と「簡単に言う」人々と

    朝日新聞の記事に、 「赤ちゃん」から育て直す 神戸児童殺傷から10年 というものがあった。 内容は大変興味深いもので、10年前の 神戸連続児童殺傷事件 の犯人、酒鬼薔薇聖斗が少年院に入り、退院するまでの更生教育を簡単に紹介したものだ。 「世の中は弱肉強。自分が年下の子を殺しても、大人が自分を死刑にすればつじつまは合う」と言い切り、「生きることを強いる大人は嫌いだ」と、裁判関係者や肉親の面会を拒んだ。 こんな事を言っていた少年が、 「総括期」に入って約5カ月後の03年秋、男性は職員らに言った。 「ご遺族に会い、僕にどのような人生を歩めと言われるのか、聞かせてほしい。言われる通りに生きていきたいのです。僕が更生するとはどういうことなのか、償いながら生きるとはどういうことなのか教えてほしい」 こう言えるようになるまでの6年5ヵ月、どれほどの山や谷があった事だろうか。 この記事をブックマーク

    navecin
    navecin 2007/06/07
    基本的に同意
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