ウクライナ東部ルガンスク州に展開するウクライナ軍部隊を視察するウォロディミル・ゼレンスキー大統領(中央)。ウクライナ大統領府提供(2021年4月8日撮影)。(c)AFP PHOTO /UKRAINIAN PRESIDENTIAL PRESS SERVICE 【4月9日 AFP】米政府は8日、ロシアがウクライナとの国境地帯で軍備を増強していることに懸念を表明した。ウクライナ東部の国境地帯ではここ数週間、ウクライナ軍とロシアの支援を受けた分離派の戦闘が激化している。 首都ワシントンで記者会見したジェン・サキ(Jen Psaki)米大統領報道官は、ロシア軍がウクライナとの国境地帯に展開する部隊の規模が「2014年以降のどの時点よりも」大きくなっていると指摘。「米国は、ウクライナ東部で最近ロシアが侵略行為を強めていることに懸念を深めている。国境地帯でのロシア軍の動きもその一つだ」とし、「深く憂慮す