メキシコ東部ユカタン州のクルバ遺跡近くで、古代マヤ文明のエリート層が1000年余り前に居住していたとみられる大型の宮殿が発見された。写真は24日、メキシコ国立人類学歴史学研究所(INAH)が公開した。提供写真(2019年 ロイター/ National Institute of Anthropology and History) [メキシコ市 26日 ロイター] - メキシコ東部ユカタン州のクルバ遺跡近くで、古代マヤ文明のエリート層が1000年余り前に居住していたとみられる大型の宮殿が発見された。メキシコ国立人類学歴史学研究所(INAH)が発表した。 INAHによると、現代のリゾート地、カンクンに近い地域で発見された宮殿の遺跡は高さ6メートル、長さ55メートル、幅15メートル。宮殿が居住用に使われたのが、西暦600━1050年の2回の長い期間であった可能性を示しているという。