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2023年4月19日のブックマーク (2件)

  • 脳に入る寄生虫が温暖化で北上、ナメクジに注意

    葉の上でシルエットに見えているバナナナメクジ。(PHOTOGRAPH BY JOEL SARTORE, NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE) オーストラリア人のサム・バラード氏は19歳のとき、パーティで友人たちにけしかけられてナメクジをべた。数日のうちに、彼は珍しいタイプの髄膜炎にかかり、それから1年以上昏睡状態が続いた。意識が戻った後も首から下の麻痺は治っていない。 医師によると、バラード氏の病気の元凶はナメクジに寄生する広東住血線虫(Angiostrongylus cantonensis)だという。(参考記事:「驚愕!ナメクジの腹に潜んで旅をする線虫」) 広東住血線虫の感染者はバラード氏の他にもいる。なかには氏と同じように、周りにけしかけられた結果として罹患した例もある。これまでに少なくとも3件の感染例で、少年や青年がナメクジやカタツムリをべていたことがわかっ

    脳に入る寄生虫が温暖化で北上、ナメクジに注意
  • 目でアルツハイマー病の兆候がわかる? 早期発見に期待も

    人間の目の超広角デジタルスキャン画像。網膜の静脈と毛細血管が見えている。目に入った光は、網膜で電気信号に変換されて、脳に送られる。(PHOTOGRAPH BY JASON EDWARDS, ALAMY STOCK PHOTO) 「目は心の窓」とよく言われる。最近の研究によると、アルツハイマー病の初期の兆候も、目からわかるかもしれないという。アルツハイマー病は、米国では650万人以上、世界では5500万人以上の患者がいると推定される神経変性疾患だ。 7年がかりの分析により、目の網膜の変化と、アルツハイマー病患者の脳で起きている変化との間に関係があることが明らかになった。網膜の変化は、軽度の認知機能障害しか見られない、ごく初期の段階から始まっていた。この論文は2023年2月11日付けで医学誌「Acta Neuropathologica」に発表された。 「アルツハイマー病による病理学的変化は、非

    目でアルツハイマー病の兆候がわかる? 早期発見に期待も