研究のポイント花粉症や喘息、蕁麻疹などのアレルギー疾患で、「普段の生活を見直して症状を良くする」という考えは、アレルゲンを回避すること以外はありませんでした。ましてや「食事摂取のタイミング」がアレルギー症状に影響するとは誰も想像していませんでした。 本学の医学部免疫学講座 中尾篤人教授、中村勇規准教授らは食事摂取のタイミングがアレルギー反応の強さに大きく影響することをマウス実験によって明らかにしました(日本アレルギー学会英文誌に10月14日にオンライン掲載)。 この結果から、アレルギー患者を適切に診療し症状をコントロールするためには、食事摂取のタイミング(食事の時間や夜食の有無など)を念頭に置く必要があることが示唆されました。薬を増やさなくても、食事の時間を変えるだけで、ひどかったアレルギー症状を良く出来るかもしれません(添付のまとめ図)。 この成果は日常生活(食事)への介入によってアレル
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く