米海軍のヘリ2機が米軍嘉手納基地内で移動中に衝突事故を起こし、損害額が最も大きい「クラスA」に分類されていたことが18日分かった。米海軍安全センターによると、事故を起こしたのは、米海軍のHH60ヘリ2機で9日に発生したが、米軍から18日までに沖縄防衛局や県、周辺自治体など日本側に事故発生の通報はなかった。 「この写真見せたかった…」 82年前の父、輝く笑顔 “青い目の子”が歩んだ沖縄 同センターによると、衝突事故は2機が滑走路周辺の駐機場に入ろうとした際に発生。けが人はいなかった。事故は4段階で最も重大で、死者または200万ドル(約2億2500万円)以上の損害が出たクラスAに分類した。 海軍当局によると原因は調査中で、事故の詳細などは明かしていない。HH60ヘリは事故後も、嘉手納基地で訓練をする様子が確認されている。HH60とは別の機種だという情報もある。 米軍事紙ミリタリー・ドット・コム