米カリフォルニア州バンデンバーグ空軍基地から発射された、弾頭非搭載の大陸間弾道ミサイル(2017年5月3日撮影、参考写真)。(c)RINGO CHIU / AFP 【3月26日 AFP】米国防総省は25日、カリフォルニア州から2発の迎撃ミサイルを発射し、太平洋のマーシャル諸島から発射された大陸間弾道ミサイル(ICBM)を撃ち落とす実験に成功したと発表した。 ICBMの脅威を防ぐため、米国は地上配備型中間段階防衛(GMD)システムを開発。宇宙空間へ向かって迎撃体を発射し、飛来している標的を運動エネルギーによって破壊することが企図されている。 米軍の発表によると、ICBMの実験は過去にも実施されたことがあるものの、迎撃ミサイルを相次いで発射する実験に成功したのは初めてだという。 ICBMの発射台と想定された地点から6500キロ以上離れて発射された迎撃ミサイルの1発目は再突入体を標的とし、2発目