【7日聯合ニュース】韓国西部の黄海で違法操業を取り締まり中だった韓国海洋警察に中国漁船の乗組員が激しく抵抗し、警察官にけがを負わせた問題で、泰安海洋警察署は7日、乗組員10人のうち船長ら3人を特殊公務執行妨害致傷などの疑いで拘束した。 海洋警察によると、3日午後、黄海の格列飛列島から南西に64マイル(約103キロメートル)離れた海上で、違法操業の取り締まりを行っていた海洋警察が中国漁船2隻を拿捕(だほ)。その際、中国漁船の船長らは斧やハンマーなどを振り回すなど抵抗し、警察官1人にけがを負わせた疑いが持たれている。 海洋警察は拿捕(だほ)した2隻の中国漁船については、違法操業の罪で計6000万ウォン(約441万円)の担保金を科した。海洋警察は担保金の保証書を提出すれば、船長は直ちに釈放する方針だが、特殊公務執行妨害致傷の罪に問われている乗組員2人は起訴する方針だ。 泰安海洋警察署関係者