宮城県は8日、県内人口(7月1日現在)が、東日本大震災後に2万1380人減り、232万5473人となったとする推計結果を発表した。 死亡数から出生数を引いた「自然減」と、転出数から転入数を引いた「社会減」がともに1万人を超えており、震災が人口減に直結している。 市町村別で減少人数が多かったのは、石巻市7844人減、気仙沼市3406人減など。2400人余に上る行方不明者は推計に含まれておらず、実際の減少幅はより大きい可能性がある。国勢調査の人口集計(昨年10月現在)や住民基本台帳などに基づき、県が今年3月1日と7月1日の人口を推計した。