非常に強い台風4号は16日午後、フィリピンの東海上を北北西へ進んだ。気象庁によると、4号は勢力を保ったまま18日から19日に沖縄・奄美地方に接近した後、九州から関東にかけての太平洋沿岸に進む可能性が高い。沖縄が18日から、奄美や西日本が19日から悪天候になると予想されるほか、東日本も20日から21日にかけて影響を受ける恐れがあり、注意が必要。 4号は16日午後3時、フィリピンの東海上を時速20キロで北北西へ進んだ。中心気圧は950ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル。半径90キロ以内が25メートル以上の暴風域、同370キロ以内が15メートル以上の強風域。