J1で2位と好調な横浜MのDFドゥトラ(39)が“ピラニアパワー”で奮闘中だ。 ドゥトラは11日で40歳になるが、肉体的な衰えを感じさせない。樋口靖洋監督(52)も「タフでフィジカルが落ちない。自然治癒力が高く普通は治療に10日間が必要なところでも、2日間で治ってしまう。また日ごろの準備が素晴らしく、お手本です」と絶賛する。 驚異の肉体の秘訣は何なのか? ドゥトラは「特別な秘訣はないですよ。練習をしっかりやって、準備しているからです」と話したが、実は、どう猛な肉食魚として知られるピラニアがスタミナの源だった。 「油で揚げたり焼いたりして…。塩をかけて食べるとおいしい。また食べたいなあ」 ブラジル北部アマゾン地帯の出身。幼少期から近隣の河川でピラニアを釣り、小さいものは骨ごと食したそうだ。ドゥトラは「ボクだけじゃないよ」と笑ったが、日本では「人食い魚」とも呼ばれるピラニアが屈強な肉体