スウェーデン王立科学アカデミーが7日、2014年のノーベル物理学賞を青色発光ダイオード(LED)を開発した名城大教授の赤崎勇氏、名古屋大教授の天野浩氏、米カリフォルニア大教授の中村修二氏の3名に授与すると発表した。中国メディアの新華社は8日、「なぜ日本は22人ものノーベル賞受賞者を輩出できるのか」と論じる記事を掲載した。 記事は、米国籍の南部陽一郎氏を含め、日本人のノーベル賞受賞者が22名に達したことを紹介、文学賞が2名、平和賞が1名であるほかは物理学賞や化学賞、生理学・医学賞などでの受賞者が大半であるとし、「米国籍の南部氏を含め、日本のノーベル賞受賞者は日本国内で行った研究が評価されて受賞している」と指摘。日本が多くのノーベル賞受賞者を輩出している点は「中国にとって参考とすべき点が多い」と論じた。 続けて、早稲田大学創造理工学部の森康晃教授の話として、日本は江戸時代から基礎研究を重視