[GDC 2018]「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」はいかにして誕生したのか。生みの親がその秘話を語った講演をレポート ライター:米田 聡 GDC 2018の3日目に「Classic Game Postmortem: 'Sonic the Hedgehog'」と題されたセッションが行われた。過去の人気タイトルの技術やデザインを振り返りつつ,それを現在のゲーム制作に活かそうという趣旨で開催されているClassic Game Postmortemに,セガが1991年に発売した「ソニック」シリーズの第1作が登場したのだ。「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」(以下,ソニック)というキャラクターがいかにして生み出されたのか,講演を紹介したい。 大島直人氏(中央,現アーゼスト代表取締役副社長),安原広和氏(右,現ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン) 息の長い愛されるキャラクターを目指して作り出されたソニック