多摩美術大学の卒業制作で優秀賞を受賞した作品に、有名画家いわさきちひろさんの作品と酷似しているものが見つかった件について、ネット上で賛否両論が巻き起こっている。 前回の記事:【炎上】多摩美術大学の卒業制作優秀賞、有名画家いわさきちひろの作品に酷似 まずは前回以降、明らかになった事実から。多摩美術大学が発売していた冊子に作者が「いわさきちひろの絵画表現を参考にし、より優しい世界観を目指した」と書いていたことが分かった。 他人の芸風を盗む悪質な模倣ではなく、リスペクトしたうえでの作品だったのだ。展示会にこの説明があったかどうかは不明だが、ネット上では「ちゃんと分かるようになっていた」「さすがにいわさきちひろの画風はみんな知っている」という声も聞かれる。 そして作品についても補足。作品のメッセージは「自分には理解できない世界であっても否定するのではなく認めてほしい」という願いが込められていた。