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ロシアと読書に関するnijuusannmiriのブックマーク (2)

  • [書評] 北朝鮮 核の資金源(古川勝久): 極東ブログ

    北朝鮮の工作員が日に多数いるとか、彼らは国際的に活動しているとか、「まあ、そんなの常識として知っていますよ」と言いたくなるが、書を読んでみると、なんというのだろう、うなだれてしまう。ある種、絶望感のようなものも感じる。ここまで実態はひどいのか。あえて「私たち」と言いたいのだけど、私たちはこの問題に実際は目をつぶっていたのだなと後悔する。 書『北朝鮮 核の資金源(古川勝久)』(参照)は副題に『「国連捜査」秘録』とある。著者は国連安保理の下に置かれた北朝鮮制裁担当の専門家パネルに2011年10月から2016年4月まで4年半所属し、北朝鮮の国際的な暗躍を詳細に調べ上げてきた。日国内はもとより各国に足を延ばし、国連による北朝鮮制裁を北朝鮮がどのように違反し、またどのように、ミサイルや原爆の開発部品の調達や技術収集、さらにそのための資金調達を行ってきたか、それを丹念に調べた記録が書である。

  • 「旧ソ連」レポートは命がけ~『強権と不安の超大国・ロシア』 廣瀬陽子著(評:荻野進介):日経ビジネスオンライン

    ソ連崩壊と踵を接した新生ロシア連邦の誕生から17年。一時はGDPのマイナス成長に泣き、世界史の表舞台から姿を消すのではないかと思われていたこの国が、ここ数年で資源大国として復活、世界経済の台風の目となろうとは誰が予想しただろうか。 ただ、プーチンは石油価格の高騰に助けられただけで、エリツィン時代と経済は何も変わっていない、という論もあり、そういう意味では最近の世界的な原油価格の高止まりは不可解である。背後で何か国際的な策謀が働いているのかもしれない。 つい最近行われた大統領選挙の結果、42歳の若きメドヴェージェフがプーチンの後継者として次期大統領の座を射止めたのは、大きなニュースとして世界に伝えられた。 メドヴェージェフとはこんな来歴の人物で、その背後にはこういう人脈があって……といった風に、この時期の通常のロシアなら筆を進めるだろう。ところがこのは違う。ロシアという国を外から見るので

    「旧ソ連」レポートは命がけ~『強権と不安の超大国・ロシア』 廣瀬陽子著(評:荻野進介):日経ビジネスオンライン
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