60代のポルノ女優 当時50代後半だった遠田恵未は、離婚したばかりで、スーパーや葬儀屋でアルバイトをして生計を立てていた。そろそろ生き方を変えようと決意したのは、そんな時だった。 現在65歳になる彼女は、いわゆる「シルバーポルノ」市場向けの成人映画に何十本も出演している。このジャンルが根強い人気を誇っている背景には、超高齢化社会を迎えた日本の現状がある。 「貯金を増やしたくて、人材派遣会社に履歴書を送ったんです」と遠田は話す。 だが届いたのはポルノ映画3本の出演オファーだった。そのときは遠田は興味がないときっぱり断った。「その会社は私の写真を保管していて、私が役柄にぴったりだと思ったようです。それで、再度エージェントが接触してきたとき、私は出演を了承しました」 東京で一緒に暮らす成人した2人の娘たちは、意外にも応援してくれた。「娘たちは、私がポルノ出演に自信がありそうに見えると言って、やっ
![日本で高齢者向けのシルバーポルノが人気を高めている理由 | 英紙が60代の人気ポルノ女優を取材](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/437a1856d5282412f7812b3337c90c3d43d78234/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcourrier.jp%2Fmedia%2F2024%2F02%2F12014008%2FIMG_2429-e1707637260578-1600x900.webp)