カンデオホテルズの館内BGMの作曲者は、実はAI(人工知能)――。開発したのは日本のスタートアップ・Amadeus Code(アマデウスコード、東京・港)だ。日本語と音楽の構造が似ていることから、自然言語処理技術を応用。世界をリードしている。 カンデオ・ホスピタリティ・マネジメントの穂積輝明会長兼社長は「チェックイン、深夜、朝食といったシーンごとに違う音楽を流したかったが、作曲家にそこまで多くの曲をつくってもらうことは難しい」と話す。既にある楽曲を流す手もあるが、版権の問題がある。そこで出合ったのが、音楽生成AIのスタートアップ・Amadeus Code(アマデウスコード、東京・港)。2019年から利用を始め、制作したオリジナルBGMは100曲を超えているという。 穂積氏はアマデウスの井上純CEO(最高経営責任者)に、「私が好きな米国のピアニストであるキース・ジャレットとジョージ・ウィンス
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