ロシアのグルシコ外務次官(右)と北大西洋条約機構のストルテンベルグ事務総長(中央)=2022年1月、ブリュッセル/Olivier Hoslet/Pool/AFP/Getty Images (CNN) ウクライナが求めている米国製の戦闘機、F16の供与について、ロシアのグルシコ外務次官は欧米諸国に対し、供与した場合は「甚大なリスク」に直面することになると警告した。国営タス通信が20日に伝えた。 米政権はウクライナへのF16供与について、これまでの慎重姿勢から一転し、容認の構えを示している。バイデン大統領は19日、訪問先の日本で、ウクライナ軍パイロットの訓練を支援すると言明した。 グルシコ氏はこの動きに対し、「欧米諸国はまだエスカレーション(紛争激化)のシナリオに執着しているようだ」と反発。「それは欧米自体にとって莫大なリスクを伴う。わが国はこの件を考慮に入れて計画を立てる。設定した目標を達成