元トヨタF1ドライバーのアラン・マクニッシュの悲しいコメントには泣いた。簡単に言えば、日本の大きな企業は"大きな決定"に及び腰なんじゃないのか、という問いかけだ。企業組織は大きくなればなるほど鈍重になり、それが"大企業病"だと言われたりする。 F1チームにおいては、大きな決定を必要とした時にそれができる一人の人間を必要としているんだ。 それは例えばフェラーリならジャン・トッドであり、マクラーレンならもちろんロン・デニス、ルノーならフラビオ・ブリアトーレといった具合にね。握り拳を乱暴において決断した彼らには、そのあとその結果を見守る用意が出来ているんだよ。しかしトヨタという日本の企業は、その構造上そうした人間がいない。大きな予算を持ってはいても、それはお金だけのこと。トヨタよりずっと小さな予算のチームがタイトルを勝ち取って来ているのに、ね http://www.fmotor.net/f1/n