以前の記事でCUDAプログラミングする際に、CPUとGPUを切り替える方法を書いたのですが、 その2日後にCUDA6.0が正式リリースされ、Unified Memoryという 新しいメモリ確保の仕組みが提供されました。 メモリ確保が簡単に CUDA5.5まではCPUとGPUの両方にメモリ領域を確保して、それぞれのメモリからメモリへデータを転送するという作業をユーザーがする必要がありました。 CUDA6.0からはCPUとGPUで使用するメモリを1変数で管理できるようになりました。当然データを転送する関数をユーザーが呼ぶ必要もありません。 やるべきことはGPUで使用する変数を用意してcudaMallocManaged()で領域を確保し、使い終わったらcudaFree()で解放するだけです。 メモリ管理が簡単になったので、今回は下記のようなコンストラクタとデストラクタでメモリの確保と解放を行うC
FPGAでCPUを組んでると、フェッチ部やデコーダ部で足し算や掛け算をしようとして、そんなことしたらCPUの意味ないなーと思ってしまうことがありました。 で、よく考えたら、FPGAでロジックを組むならCPUの意味はないんです。 だいたい、ひとつの処理実行するのに何クロックかかってんですか!と。 CPUでは、計算効率をよくするためにパイプラインという仕組みが使われています。 最近では、18段とかのパイプラインもあるようです。 ここで、18段のパイプラインのうち、実際に計算を行うのは2段か3段だったりします。残りの15段くらいは、命令や計算結果を読んだり書いたりしているだけです。 このパイプラインも、ほとんどはメモリの読み書き、それも命令の読み込みに多くが使われます。 であれば、CPUにしなければ、18段全部計算に使えるんじゃね?という話になりますね。 決まりきった計算を行うのに、いちいちメモ
あのWebサービスもJVMを利用している 「Javaは大規模なエンタープライズシステムにしか使われない」 それが常識だと思っていませんか? たしかに、これまでJava Virtual Machine(JVM)は、他の言語を実行すると遅く、Javaのプログラムを実行する環境にすぎないものでした。ところが、Java 7から実装されたInvokeDynamicにより、JVM上で、RubyやPHPなどさまざまなコンピュータ言語で記述されたプログラムをより高速に実行できるようになりました。 これにより、今までエンタープライズでJava言語で記述されたプログラムを実行するだけの環境であったJVMが、汎用的な実行環境になったと言えます。また、これまでJavaの実行環境として使用されていたノウハウが、他の言語で記述されたプログラムを実行する際にも利用できます。 最近では、TwitterがJVMをアプリケー
「高速文字列解析の世界」という大変すばらしい本が発売された。わりと敷居が高い本ではあるので読む前に知っておくとよさそうなことを書いておく。 「高速文字列解析」とは 本書でいう高速文字列解析というのは主に2つのことを指している。ひとつはデータを圧縮して小さくしてディスクよりメモリ、メモリよりキャッシュというようにより高速な記憶装置で扱いましょう、という話。もうひとつはデータ構造を工夫することで複雑な操作もそこそこ高速に扱えますよ、という話。つまり「圧縮」の話と「効率的なデータ構造」の話があると考えておくと良い。 キーワードは3つ オビにも書いてあるけれど、本書が主に扱うのは「BWT」「簡潔データ構造」「ウェーブレット木」の3つ。具体的には「BWT」が「圧縮」に関わっていて「ウェーブレット木」が「効率的なデータ構造」に関わっている。「簡潔データ構造」は基本的な道具として本書の色々なところで出て
昨日から NDK (Androidアプリを C/C++ を使って開発する環境) を触り始めましたが、うわーあー超楽しいな!。Javaも新しい事を知るって意味では楽しかったけど、基本不自由を強いられるだけの緊縛プレイなので、久々に何の縛りもないのが楽しすぎるったらもう! もうテクスチャまでは出てるので、あとはひたすら Java から C++ に書き換えるだけ。 で、昨日 の続きです。android のメモリのモニターはできるようになったので、いろいろ触りながらメモリ状態を見比べてみたところ、いろんな事が分かりました。 Java触りはじめて1ヶ月そこら、しかも本を読まない人の言う事ですから、世間一般とはちょっと考え方が違うかもしれませんが、自分で試した結果そうなったんだから、僕はそれを信じます。そんなお話。 脱!static 宣言! 元来、Java だろうが C++ だろうが、static 変
結論を先に言うと,そこそこ新しめのDell PCでWindows 7を使ってる人は,「コントロールパネル」→「ソフトウェアと機能」の一覧に "Dell KM632 Wireless Keyboard Caps Lock Indicator" があったらアンインストールした方がいいかも. http://en.community.dell.com/support-forums/software-os/f/3524/p/19459459/20158344.aspx Re: Dell Wireless Keyboard / Chicony OSD Service using up handles on Windows 7 Pro x64 box! - Microsoft OS Forum - Software & Operating Systems - Dell Community http://
フォースメディアは13日、パソコン接続用とスマートフォン接続用で2つのUSBメモリを備えたフラッシュメモリ「JF-UFDP4S」を発表した。販売開始は4月中旬。価格はオープンで、予想実売価格は1,980円。 「JF-UFDP4S」は「J-Force」ブランドのUSBメモリで、通常のパソコン接続用USB Aコネクタに加え、スマートフォンやタブレットなどにダイレクト接続できるUSBマイクロBコネクタも搭載。両サイドに2ポートを備えるデュアルポートモデルとし、パソコンとスマホ/タブレット間でのデータ移動を容易に行なえる。 メモリ容量は4GB。パソコンの対応OSはWindows 7(32/64ビット版)/Vista(32/64ビット版)/XP、Mac OS X 10.7/10.6/10.5/10.4(Macのスリープモードは非対応)。スマートフォン・タブレットの対応OSはAndroid 2.3/3
エルピーダメモリは1月24日、次世代メモリ「ReRAM」(Resistance Random Access Memory:抵抗変化型メモリ)の開発に初めて成功したと発表した。不揮発性ながらNAND型フラッシュメモリと比べて高速で、情報機器用メモリの大幅な省電力化が可能という。来年にも量産開始を目指す。 電圧を加えることで抵抗値が変化する材料を素子として使ったメモリ。フラッシュメモリと同様、電源を落としてもデータを保持できる不揮発性で、さらにデータの読み書きが高速かつ消費電力も少ないのが特徴。DRAMとフラッシュのメリットを兼ね備えているとしている。書き換え可能回数は100万回以上とNANDフラッシュの10倍以上という。 試作品は50ナノメートルプロセスで製造し、64Mビットのメモリセルアレイ動作を確認した。今後さらに開発を進め、来年にも30ナノメートルプロセスによるギガビットクラスの製品の
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