IBMのメインフレームにはJavaを高速に実行する仕組みが組み込まれている。JavaOne基調講演に続いて行われたIBMの講演では、そんな興味深い技術が紹介されました。 このメインフレームは8月末に発表されたばかりの新型で、1筐体で最大10万もの仮想サーバを実行可能という怪物のような性能のマシン。これひとつでその辺のデータセンター並の性能を持つといっても過言ではなさそうです。 しかも、商用マシンとしては初のハードウェアによるトランザクションメモリを搭載。ランタイム・インストゥルメンテーションなど多くの機能によってJava実行の高速化を実現したとのこと。業務用アプリケーションを実行するメインフレームにとって、Java性能が重要であることを示しているようです。 IBMの講演の一部を紹介しましょう。 4年前から取り組む IBM Distinguished Engineer、Java CTOのJo
2009/04/20 かねてから噂されていたことだが、グーグルは2009年4月8日にアプリケーションホスティングサービスの「Google App Engine」(GAE)でのJava対応を発表した。発表後1週間を経た4月15日には登録開発者数が2万5000人を超えたほか、国内では4月13日にサイオステクノロジーがいち早くGAE/J対応のビジネスアプリケーションとサポートサービスの提供開始を発表するなど、少しずつ動きが見られる。 それまでGAEがサポートしていた唯一のプログラミング言語であるPythonに比べると、Javaへの対応は、エンタープライズ分野での影響が大きそうだ。しかし、GAE/JはJava対応というよりもJVM対応といったほうがいいのかもしれない。そうだとすると、GAE/Jは一般的なシステム設計や開発者のスキルセット習得という面でも、今後影響を与える可能性があるのではないだろう
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