【中鎖脂肪酸を多く摂取し、抗がん作用のある長鎖脂肪酸も利用する】 肝臓ですぐに分解される中鎖脂肪酸を利用すると、脂肪の割合を60%程度に減らし、糖質を1日40g程度摂取してもケトン体を大量に産生することができます。 中鎖脂肪(中鎖脂肪酸中性脂肪あるいは中鎖脂肪酸トリグリセリド)を多く摂取して、脂肪:糖質+蛋白質の摂取比率を重量換算で1.5:1、つまり食事の60%を脂肪にするという食事を目標にします。 糖質を40g、蛋白質を80g摂取するとカロリーは480キロカロリーになります。糖質+蛋白質の120gの1.5倍の脂肪は180gで、これは1620キロカロリーになります。全てを合わせて2100キロカロリーになります。(したがって、摂取カロリー比で計算すると、脂肪からのカロリー摂取は70〜80%になります) カロリーは無理に減らす必要はありませんが、過剰に摂取することは意味がありません。必要最小限