脆弱性はIntelのSGX機能をサポートしているプロセッサが影響を受けるほか、他のOSやシステム管理モード(SMM)、仮想化ソフトウェア(VMM)などに影響を及ぼす可能性のある脆弱性も見つかった。 Intelなどのプロセッサに発覚した「Spectre」「Meltdown」と呼ばれる脆弱性に関連して、また新たな脆弱性が報告され、Intelが8月14日、セキュリティ情報を公開した。悪用されればセンシティブな情報が流出する恐れがあり、危険度は「高」と位置付けている。 今回の脆弱性は、SpectreやMeltdownと同様に、現代のプロセッサが実装している「投機的実行」の仕組みに関連するもので、Intelでは「L1 Terminal Fault(L1TF)」と命名、この問題を発見した研究者は「Foreshadow」と命名している。 Intelのセキュリティ情報によると、今回の脆弱性は同社の「Sof