死亡女性を担当した看護師の新型コロナウイルス感染が確認された、相模原中央病院の入り口脇に張り出されたお知らせ=17日、相模原市中央区で 新型コロナウイルスに感染して国内で初めて死亡した神奈川県の八十代女性が入院していた相模原市の相模原中央病院で、看護師が感染していたことが十七日に判明した。和歌山県でも既に病院の医師や患者が感染し、「院内感染」とみられる事例が相次いでいる。院内感染の一因として、厚生労働省が中国湖北省への渡航歴の有無などを重視したため、感染者の発見が遅れ、十分に防護を図れなかったことが挙げられる。 (志村彰太、井上靖史)