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ブックマーク / gendai.media (20)

  • 中島岳志さんに聞く、『パール判決を問い直す 「日本無罪論」の真相』刊行当時のこと(中島 岳志)

    中島岳志さんに聞く、『パール判決を問い直す 「日無罪論」の真相』刊行当時のこと 講談社現代新書創刊60周年記念インタビュー「私と現代新書」 今年、講談社現代新書は創刊60周年を迎えました。これを記念して、現代新書の著者の方々に、自著と、ご自身にとって特別な現代新書についてお話を伺うインタビューシリーズ「私と現代新書」。3回目に登場していただくのは、政治学者の中島岳志さん(東京工業大学教授)です。 現代新書から刊行されている中島さんの著書は、中島さんが師匠と呼ぶ西部邁さんとの共著『パール判決を問い直す 「日無罪論」の真相』(2008年刊)です。前年に出版された中島さんの著書『パール判事 東京裁判批判と絶対平和主義』(白水社)(以下、『パール判事』)が呼び起こした論争を受けて、西部さんと中島さんが対談した内容が収められています。 『パール判決を問い直す』が刊行されるまでの経緯、そして、あら

    中島岳志さんに聞く、『パール判決を問い直す 「日本無罪論」の真相』刊行当時のこと(中島 岳志)
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    noto92 2024/08/18
  • ミネソタ大学の日本人院生が見た「フロイド事件」とその後の風景(吉田 晋也) @gendai_biz

    ミネアポリスに住む日人の視点から 「今日の夕方5時に抗議が行われるぞ」 現地時間の5月26日、アメリカの大学院でサマーブレイクを迎え一息ついていたところ、研究仲間から突然WhatsAppでメッセージが届いた。 彼が添付したリンク先にはCBS NEWSの記事があり、白人警察官がジョージ・フロイド氏の首を膝で押さえつける動画が流れていた。情報交換をする同期の友人らのやりとりに参加しつつ、筆者は興味深くグループチャットを眺めていた。 もはや周知の事実となっている通り、現地時間5月25日に偽造紙幣を使用したとの容疑で雑貨店の店員の通報を受けて駆け付けたミネアポリス市警の警察官によって黒人男性であるジョージ・フロイド氏が殺害されたことが事件の発端である。 その後、ブラック・ライブズ・マター(以下BLM)の名の下に当市で始まった抗議活動は全米そして世界中に拡散することになった。 今回の事件BLM運

    ミネソタ大学の日本人院生が見た「フロイド事件」とその後の風景(吉田 晋也) @gendai_biz
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    noto92 2022/07/15
    “ミネアポリス”
  • 51年間地下に潜行「中核派」84歳最高幹部が初告白「新左翼運動とは何だったか」(田原 総一朗) @gendai_biz

    かつて革マル派と壮絶な内ゲバを繰り広げ、「暴力革命」を掲げてゲリラ活動を行ってきた新左翼党派・中核派。そのトップ・清水丈夫氏(84歳)が、前進社(中核派部)で田原総一朗の取材に応じた。この年齢になった革命家は、いまの日社会と戦後の左翼運動をどう総括するのか。 中核派議長 清水 丈夫 1937年、神奈川県生まれ。高校生時代に革命運動を志し、東京大学在学中に日共産党に入党。58年に離党し、共産主義者同盟に参加。59-60年、全学連書記長として安保闘争を指導する。61年、革共同(革命的共産主義者同盟全国委員会=通称・中核派)に参加。97年、中核派議長に就任。69年4月より非公然活動に入る。2020年9月、実に51年ぶりに公然集会に姿を見せて人々を驚かせた。著書『清水丈夫選集』(全10巻予定)など。 51年ぶりに地下潜伏活動をやめた理由 田原 60年安保闘争の当時、僕は岩波映画の社員でしたが

    51年間地下に潜行「中核派」84歳最高幹部が初告白「新左翼運動とは何だったか」(田原 総一朗) @gendai_biz
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    noto92 2022/04/09
  • 新書の役割――「ナチスは良いこともした」と主張したがる人たち(田野 大輔)

    DIG 現代新書クラシックス(7)群像×現代新書のコラボ企画「DIG 現代新書クラシックス」の第7弾(『群像』7月号掲載)は、甲南大学教授の田野大輔氏による、石田勇治『ヒトラーとナチ・ドイツ』(2015年刊)の紹介です。 「ナチスは良いこともした」と主張したがる人たちの心理とは? 不正確で一面的な情報に惑わされないために、入門書が果たす役割を示します。 ナチスは良いこともした? ナチスが「絶対悪」であり、未曾有の災禍の元凶であることは、今日では常識となっている。だがインターネット上ではむしろ、「ナチスは良いこともした」と声高に主張したがる人が増えている。 アメリカトランプ現象やヨーロッパの排外主義運動といった近年の国際情勢を反映してか、わが国でもナチズムへの社会的関心は高まっているが、一般に出回っている情報には著しく不正確なもの、とうに否定された俗説も少なくない。 実は先日、筆者にそのこ

    新書の役割――「ナチスは良いこともした」と主張したがる人たち(田野 大輔)
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    noto92 2021/06/27
  • “マスク”に覆われた不平等…「コロナ禍の教育格差」を直視しない“深刻すぎる”日本の実態(苅谷 剛彦) @gendai_biz

    各国で学校の閉鎖や休校 新型コロナウイルスの感染拡大が私たちの生活に大きな影響を及ぼし続けていることは言うまでもない。欧米では多くの政府が都市封鎖(ロックダウン)という強硬手段を用いて、人々の移動を禁じた。自粛を中心に対応してきた日に比べ、法的な強制力を伴うコロナ対策である。 その中には学校の閉鎖も含まれた。私が住んでいる英国においても、学校が閉鎖された。地域による若干の違いはあるが、1度目のロックダウンでは2020年3月から5月いっぱいまでほとんどの学校が閉ざされた。2度目、3度目のロックダウンでは2020年11月から2021年3月まで、学校が閉鎖された。 英国に比べればはるかに感染者数が少ない日でも、安倍前首相の要請に基づき、2020年3月から一斉休校に入り、5月中頃まで全国のほとんどの学校が閉ざされた。ただし、その後は、緊急事態宣言が出された都道府県でも、都道府県単位での一斉の休

    “マスク”に覆われた不平等…「コロナ禍の教育格差」を直視しない“深刻すぎる”日本の実態(苅谷 剛彦) @gendai_biz
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    noto92 2021/06/14
  • 漫画のキャラが「差別主義者のマスコット」になっていた…作者の怒りと後悔(浅原 裕久) @gendai_biz

    アーティストにとって、ここまで最悪な出来事は、なかなかないだろう。ドキュメンタリー『フィールズ・グッド・マン』(3月12日より公開)を観て、まず思った。 自分が描いた漫画のキャラクターがインターネットの匿名ユーザーに盗用され、オリジナルとまったく異なるイメージを上書きされ、拡散されていく。いわゆる「インターネット・ミーム(ネタ画像)」なのだが、当に最悪なのは、これがレイシストに利用され、そのため人権団体によって「ヘイトシンボル」のレッテルを貼られてしまったことだ。 作者自身がモデルの、呑気なカエルだった 主人公のマット・フューリーは幼いころから絵が大好きで、いつもカエルを描いていた。そして2005年、26歳のときにサンフランシスコのリサイクルショップで働きながら、友人たちとのありふれた日常の断片や少年時代の思い出を拾い集め、漫画『ボーイズ・クラブ』をつくった。ページをめくると擬人化された

    漫画のキャラが「差別主義者のマスコット」になっていた…作者の怒りと後悔(浅原 裕久) @gendai_biz
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    noto92 2021/03/14
    香港民主化デモで使われていたので、気になっていたんだけどどういうルートだったんだろうか。
  • 深刻な緊急事態でも政治家が会食をやめられない「残念なワケ」(井戸 まさえ) @gendai_biz

    新型コロナウイルス感染拡大により、一都三県に緊急事態宣言が発せられた。 飲店に対しては午後8時までの営業時間短縮、酒類の提供も午後7時まで、また国民に対しては午後8時以降の外出自粛を要請しながら、政治家は「仕事柄」、会等についても全面自粛とはならない。 どんなときでも「会」も「コンパニオン入り宴会」もやめられない政治家たち。彼らはなぜそこまで「会」にこだわるのだろうか。 「男芸者」の勝ち組たち 国会議員の会について、自民党国対委員長の森山裕衆議院議員は「国会議員が全く人と会わないというのは無理がある。人数を決めておいたほうが分かりやすい」と述べていたが、結局、議院運営委員会でのルールづくりは見送られた。 国会議員は「人の意見を聞く仕事」であるから自然に会という流れができる場合もある。全面禁止は実行しがたい、というのがその理由であろう。 しかし、言うまでもなく、会しなくとも有権

    深刻な緊急事態でも政治家が会食をやめられない「残念なワケ」(井戸 まさえ) @gendai_biz
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    noto92 2021/01/11
    井戸正枝さんは県会二期、衆院一期なので当事者ではあるように思うけど
  • なぜ中国人留学生は、日本人から「中国の歴史」を学ぶのか(天児 慧,鶴間 和幸)

    古代文明から現代の経済発展までを描いた「中国歴史」全12巻が、10月から講談社学術文庫で刊行されました。2004年から05年にハードカバー版で刊行されたこのシリーズは、中国台湾でも翻訳出版され、累計部数は150万部に達しています。壮大な中国通史の何が人々をひきつけるのか、今の中国を読み解くカギをどう歴史に求めるべきか。シリーズの編集委員をつとめた鶴間和幸氏(中国古代史)と、執筆者の一人である天児慧氏(現代中国論)に語っていただきました。 なぜ、中国でウケたのか? 鶴間 天児先生がこのシリーズで執筆されたのは、現代中国をとりあげた第11巻『巨龍の胎動』ですが、刊行から16年たって、もはや胎動ではなく、まさに巨龍が世界の中心になりつつあります。 当時は、まさかこんなに早く中国が世界で大きな存在になるとは予想できませんでした。正直なところ、いまの中国の姿には驚いています。 天児 おっしゃると

    なぜ中国人留学生は、日本人から「中国の歴史」を学ぶのか(天児 慧,鶴間 和幸)
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    noto92 2020/12/20
    “全12巻中、私の書いた現代中国の巻は、やはりというべきか、中国本土では刊行されなかったんですが(笑)” やっぱり現代史を中国で刊行することは出来ないんだなあ
  • 学術会議よりヤバい「孔子学院」について米シンクタンクが暴露した(時任 兼作) @gendai_biz

    では報じられなかったこと 「中国との関係を言うなら、日学術会議ではなく孔子学院だろう。米国の報告書も指摘しているじゃないか。中国からの留学生はもちろん、日の学生も数多く関わっている」 政府関係者が、そう語る。米国の有力シンクタンク「戦略国際問題研究所(CSIS)」が今年7月、米国務省の支援を受けて作成した「日における中国の影響力(China's Influence in Japan)」と題する報告書を指してのことだ。 同報告書は、二階俊博自民党幹事長と今井尚哉前首相補佐官を名指しのうえ、「親中派」としたことで話題になったが、今回は日学術会議との関係から新たに注目されつつある。 これまで日では報じられてこなかったことなども含んでいるため、この報告書の該当部分を改めて紹介しておこう。以下がその翻訳である。読みやすいように適宜改行を行っている。〈〉内は筆者注。 《孔子学院は、海外

    学術会議よりヤバい「孔子学院」について米シンクタンクが暴露した(時任 兼作) @gendai_biz
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    noto92 2020/11/01
    全然違うもんだろうが
  • 大学入試改革の深き闇…「Japan e-Portfolio」中止騒動がキナ臭すぎる(田中 圭太郎) @gendai_biz

    ギリギリでの方針転換 現在の高校3年生から実施される大学入試改革。これまでのセンター試験にかわって始まる「大学入学共通テスト」の英語民間試験と記述式問題の導入が見送られるなど、混迷を深めているのは周知の通りだ。 さらに8月に入って、改革のもう一つの柱ともいえる「調査書の活用強化」にも、大きな「事件」が起きた。「調査書の活用強化」のために利用されるはずだったシステム「Japan e-Portfolio」の導入見送りが決まったのである。 「調査書の活用強化」というのは、受験生の「主体性等」を適切に評価するため、高校から提出される調査書(いわゆる「内申書」をイメージしてもらいたい)を、従来よりも重視して合否を判断するもの。その際に調査書を電子化して出願するのに利用されるはずだったのが、一般社団法人教育情報管理機構が運営する「JAPAN e-Portfolio」というシステムだった。 そもそも「調

    大学入試改革の深き闇…「Japan e-Portfolio」中止騒動がキナ臭すぎる(田中 圭太郎) @gendai_biz
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    noto92 2020/08/24
    ほんま嫌い
  • 呉座勇一の直言「再論・俗流歴史本-井沢元彦氏の反論に接して」(呉座 勇一)

    以前、私は現代ビジネスで、作家の井沢元彦氏が歴史学界を「専門バカ」と誹謗中傷しつつ、根拠の乏しい自説を「歴史ノンフィクション」と銘打って発表していることを批判し、氏の「仮説」の問題点を具体的に指摘した。 「俗流歴史」の何が問題か、歴史学者・呉座勇一が語る井沢元彦氏の批判に答えて(2019.06.13) これに対し井沢氏は今月の新刊『逆説の日史25 明治風雲編』(小学館、以下『逆説』と略記する)で反論を行った。井沢氏は私にわざわざ上記のを送って下さったので、氏の反論にお答えしようと思う。それによって、「俗流歴史」に共通する問題点が浮かび上がるはずだ。 井沢氏の反論は多岐にわたるが、最大の論点は氏の「ケガレ忌避のための首都移転」説(以下、「ケガレ移転説」と略記する)の是非である。 井沢氏によれば、古代においては天皇一代ごとに首都が移転していたという。 そして井沢氏は、「首都移転を繰り返

    呉座勇一の直言「再論・俗流歴史本-井沢元彦氏の反論に接して」(呉座 勇一)
  • 10万人死亡「東京大空襲」の翌朝、政府が何と言ったかご存じですか(大前 治) @gendai_biz

    頻発する空襲を経てもなお「空襲は怖くない。逃げずに火を消せ」と言い続けた日政府(前回記事を参照)。この方針は、一挙に大規模となった東京大空襲の被害を目の当たりにしても、変更されなかった。 一度始まった政府方針は、簡単には修正されない。それでも、当時の政府方針に立ち向かおうとした議員がいた。その渾身の言葉に耳を傾けて、いま私たちはどう生きるべきか考える糧にしたい。 10万人が死亡しても「空襲を恐れるな」 1945年(昭和20年)3月10日の深夜0時08分、約300機のB29爆撃機が東京上空に飛来し、約2時間で33万発以上の焼夷弾を投下した。「東京大空襲」である。 現在の江東区・墨田区・台東区を中心に、千代田区や江戸川区も含む広範囲が焼け野原となった。一夜で10万人が死亡し、罹災家屋は27万戸にのぼった。 この大惨事を受けて、さすがの日政府も「逃げずに火を消せ」の方針を変更するかと思いきや

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  • 実は法令違反だらけ…!飲食店「持ち帰り・デリバリー」のヤバい実態(永田 雅乙) @moneygendai

    生き残りをかけて コロナウィルスによる緊急事態宣言と自粛要請。外産業は「死刑宣告」「余命宣告」を受けたも同然という状況下、「休業要請と補償はセットだろ」「補償の額が足りない」「もう終わった……」色々な声が聞こえる中、必死に生き残るために動き出す人もいる。 街、メディア、ネットには「テイクアウト始めました!」「デリバリー対応します!」の文字が踊り、Uber Eats(ウーバーイーツ)や出前館などの配達代行事業者は新規アカウントが1ヵ月以上かかるほどの活況ぶりを見せている。 消費者も3月までは行きつけのお店に足繁く通い、「飲んで経済回して、お店を応援するよ!」なんて応援をしてくれたのも遠く昔のことのよう。4月に入ると特に都心部の店では売上昨年対比半分以下は当たり前に。緊急事態宣言による“stay home”は、まさに地獄への扉であった。 その後は嘆き諦めムードの人と、必死に生き残り策を実行に

    実は法令違反だらけ…!飲食店「持ち帰り・デリバリー」のヤバい実態(永田 雅乙) @moneygendai
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    noto92 2020/05/02
  • 羽生善治「棋士になって30年、まさかこんなことになるとは…」(NTT) @gendai_biz

    提供:NTT 2017年夏、棋聖タイトルの防衛を果たしたばかりのプロ棋士・羽生善治は、東京・三鷹にやってきた。目的地はNTTの叡智が集結している研究所・武蔵野研究開発センタ。ここでは知る人ぞ知るユニークなAI研究がたくさん行われているという。 案内役兼対談相手は研究部門のトップ、篠原弘道NTT副社長。将棋人工知能、そして人類の未来をめぐる知的刺激に満ちた対談をお楽しみください。 コンピュータと「温故知新」 篠原弘道 タイトル防衛、おめでとうございます。 羽生善治 ありがとうございます。 篠原 将棋界はコンピュータとの関わりがとても深い世界ですね。コンピュータ将棋は劇的に強くなりました。当事者として、羽生さんは今の状況をどうご覧になっていますか? 羽生 近年、将棋界でAIの開発が非常に早いスピードで進んだ理由は、いくつかあります。 ひとつは、開発がオープンになっているということ。開発者の皆

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  • 萩生田大臣「身の丈」発言を聞いて「教育格差」の研究者が考えたこと(松岡 亮二) @gendai_biz

    萩生田大臣「身の丈」発言を聞いて「教育格差」の研究者が考えたこと 大学入試改革が、格差を拡大する可能性 「身の丈」発言と謝罪 萩生田光一文部科学大臣の「身の丈」発言に注目が集まっています。 発言があったのは生放送のBSテレビ討論番組。2020年度実施の大学入学共通テストの概要が紹介され、新しく導入される民間英語試験によって受験生の間に「格差」が生じるリスクが取り上げられました。 シンプルに言えば、費用の異なる民間英語試験を2回まで受けることが可能という制度設計や、試験会場が満遍なく準備されていない状況が「不公平」を生むという指摘です。経済的に恵まれていない家庭では試験の受けられる回数も減るだろうし、試験会場から遠方の地域に住む受験生は試験を受けづらいというわけです(交通費の負担も大きくなります)。大臣はこう反論しました。 「そういう議論もね、正直あります。ありますけれど、じゃあそれ言ったら

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  • 朝鮮人犠牲者追悼のウラで行われた「虐殺を否定する」慰霊祭(安田 浩一)

    大相撲で知られる両国国技館から所方面に向かって歩くと、緑の木々に囲まれた公園にたどり着く。都立横網町公園(東京都墨田区)だ。 敷地の一角に置かれた鉄の塊は、1923年(大正12年)に起こった関東大震災による火事で溶解した機械類である。焼け焦げて原型をとどめない鉄の塊は、この場所で起きた惨状を物語る。 かつては旧日陸軍の被服廠(軍服などの製造工場)があった場所だ。96年前、ここを公園に整備するための工事が行われているさなか、震災が発生した。公園として機能する前のただの空き地に、震災の火の手から逃げてきた人々が殺到した。住宅密集地のなかに設けられた広大な空き地だ。避難場所として、そこが適地であると彼らが判断したのも当然だ。 しかし、それはさらなる悲劇の始まりとなった。強風で煽られた炎は巨大な竜巻となって、避難民の衣服や持ち込んだ家財道具に飛び火した。四方から襲った火煙に、人々が飲み込まれた

    朝鮮人犠牲者追悼のウラで行われた「虐殺を否定する」慰霊祭(安田 浩一)
  • 「俗流歴史本」の何が問題か、歴史学者・呉座勇一が語る(呉座 勇一) @gendai_biz

    何が問題になっているのか 今、書店には歴史学の最新成果を無視して作家などが思いつきを綴った「俗流歴史」が溢れている。昨今では百田尚樹氏の『日国紀』(幻冬舎)が何かと話題だが、ここ20~30年ほどで日史学界に対して最も攻撃的だったのは作家の井沢元彦氏であろう。ただ『逆説の日史』などの氏の一連の「歴史ノンフィクション」は、史料に基づかない想像を多く交えており、学問的な批判に堪えるものではない。 そこで私が朝日新聞に連載したコラムなどで井沢氏の著作に対して苦言を呈したところ、氏が反論してきた(『週刊ポスト』2019年3月15日号掲載、『逆説の日史』第1218回「井沢仮説を「奇説」「歴史ファンタジー」と侮辱する歴史学者・呉座勇一氏に問う」)。 これに対し私は、『週刊ポスト』3月29日号で「井沢元彦氏の公開質問状に答える」という記事を書いた。すると井沢氏が『逆説』1221回で「「公開質問状

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    noto92 2019/06/13
  • 私が一橋大学の教員を辞めた理由〜国立大に翻弄された苦しい日々(河野 真太郎) @gendai_biz

    国立大の教員が私立に移るケースが増えている 私事で恐縮なのだが、私河野はこの新年度に、昨年度まで勤めた一橋大学大学院経営管理研究科(旧商学研究科)を退職し、専修大学法学部に着任した。 大学教員がキャリアの間に何度か大学を移ることは珍しいことではない。だが、私の今回の移籍のニュースを聞いた知人の中には「なんで?」という反応をする人もいた。 そう反応した人の言いたいことはなんとなく分かる。つまり、言いにくいことをはっきり言えば、一橋大学といえば研究者が望みうる最高の所属先のひとつであり、なぜわざわざ中堅どころの私学に移籍するのか、と考えたのだろう。これから私が勤める専修大学に対してとても失礼な話だが。 しかし、そのように考えるのも無理はないかもしれない。というのも、私の今回のような移籍は、確かに一昔前であればあまりないことだった。 かつて、国立大学から私立大学に移るケースと言えば、国立を退職

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    noto92 2019/06/11
  • 安田純平氏へのバッシング、いちジャーナリストとして思うこと(安田 峰俊) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)

    「知る権利」を言うばかりではなく 最近、私はどうも心がザワザワしている。理由はまこと理不尽だ。複数のニュースアプリの通知で、下記のような文章が何度もスマホに送られてくるからである。 さらにツイッターを開くと、この「安田」氏は「ジャーナリスト失格」だの「ウソツキ」だのと散々な言われぶりである。私はたまたま彼と同姓の同業者であるせいで、今回の安田氏の解放にあたり、彼の親族を除けば日で最もビビっている安田となっている。 念のために確認すれば、私は中国ルポライターの安田峰俊(36)であり、昨今話題のフリージャーナリストの安田純平氏(44)とは面識も血縁関係もない(少なくとも「ひいひいじいさん」以降の縁者でないことは100%確実だ)。 また、同業者とはいえ、イスラム圏でのハードな戦場ジャーナリズムに身を浸す安田氏と、B級ネタも含めた中国関連記事を得意とする私に業務上の接点はない。後述する寄稿媒体を

    安田純平氏へのバッシング、いちジャーナリストとして思うこと(安田 峰俊) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)
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    noto92 2018/11/03
    “日本には現地語がまったくできないのに中国通や韓国通として振る舞っている評論家やジャーナリストがいくらでもいる”
  • 自然災害大国の避難が「体育館生活」であることへの大きな違和感(大前 治) @gendai_biz

    7月5日から8日にかけて西日各地が豪雨に襲われた。被害は甚大であり、避難指示と避難勧告は全国で約360万世帯・863万人に発令され、3,779ヵ所の避難所に約28,000人が避難をした(最大時の7月7日時点)。 救助や避難対応にあたった方々の懸命の努力には頭が下がる。その一方で、体育館などへの避難を余儀なくされた人々の生活環境は劣悪であり、個人の努力では解決が困難である。 そこには、海外の避難所の実態とは大きなギャップがあることをご存知だろうか。 災害多発列島・日において、何が求められているのか再考が必要である。 エアコン付き6人部屋、個別ベッドの避難所 自然災害時の避難生活の場所としては、床に毛布を敷いて大勢がひしめきあう体育館が思い浮かぶ。エアコンや間仕切りはないことが多い。 大規模災害のたびに報道される光景であるが、これを当然視してはいけない。海外の災害避難所と比べれば、日の避

    自然災害大国の避難が「体育館生活」であることへの大きな違和感(大前 治) @gendai_biz
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    noto92 2018/07/10
    「災害や紛争時の避難所について国際赤十字が提唱する最低基準(スフィア基準)」→「人道支援活動を行う各種機関や個人が、被災当事者であるという意識をもって現場で守るべき最低基準」
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