20年前の今日,Java言語の最初のアルファ版がSolarisオペレーティングシステム向けにリリースされた。“一度書けば,どこでも実行できる(Write Once, Run Anywhere)”を可能にする,新たな言語と仮想マシンの登場だ。1.0に到達したのは翌年の1996年だったが,5月23日のリリースで言語仕様の大幅な変更が始まると,すぐにTIOBEランキングのトップまで上昇し,以来(C/C++とともに)その位置に留まり続けている。 Javaは1991年,元々はC++の方言のひとつとしてスタートした。その後,Oakと呼ばれる新言語として,セットトップボックス内の組込みハードウェア上で動作する抽象仮想マシンを目指す,Greenプロジェクトの一部になった。当時のSun Microsystemにおいて,セットトップボックスは重要な戦略にはならなかったが,後にJavaは組込みハードウェアに戻る
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