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electronicとreviewに関するnsyeeのブックマーク (237)

  • "ニューワールド"リリース記念コンサート by Phew@ドイツ文化会館OAGホール 3.6(sun) - ゾウィの音響徒然日記

    Author:ゾウィ ライブ観戦記録や音源レビュー、その他音楽について徒然なるままに書いてます。好きなジャンルはエレクトロニカ、ノイズ・アヴァンギャルド、松たか子。

    "ニューワールド"リリース記念コンサート by Phew@ドイツ文化会館OAGホール 3.6(sun) - ゾウィの音響徒然日記
  • minus(-)@リキッドルームが凄すぎた|小野島 大

    いやもう、凄かった。会場を揺るがす凄まじい重低音。もたれていた壁がブルブルと震え、後頭部をマッサージのように揺らし、視界がぶれ、テーブルからコップが落ちる。リキッドルームはもともと音のいいハコとして知られるが、そのポテンシャルを限界まで生かし切った強烈そのものの音響アートで、執念にも似た音のテクスチャーへのこだわりには参りましたとひれ伏すしかない。そして音響的に凄いだけでなく、とてもエモーショナルで美しい音楽。冒頭2曲のダーク・アンビエント・ダブステップから、一気にアゲアゲの怒濤のEDMパートへと突入する。ツイン生ドラムのもたらす暴風雨のようなリズムの音圧感に圧倒される。この会場ではロックだけでなくダンス・ミュージックも数限りなく聴いてきたけど、こんな凄いのは初めて聴いた。いや体感した。 ゲストの平沢進が参加しての後半部はさらに加速。minus(-)の重低音EDMに平沢さんのオリエンタルな

    minus(-)@リキッドルームが凄すぎた|小野島 大
  • Sophie | ele-king

    UKガラージのコンテンポラリーな王道を再定義したディスクロージャーのブレイクをピークに、一連のUKベース・シーンのメインストリーム進出もそろそろ幕を引きそうな気配となっていますが、さて、文化系かつ進歩的ポップ・ミュージック愛好家のみなさま、果たして次はどこを拠り所にお過ごしでしょう。全世界のDQNを巻き込んで猛威を奮いつづけるEDMの圧倒的パワーを目の当たりにして、もはや行き場を失って呆然とする……なんて方がいらっしゃらないかと、余計な心配も募るわけです。ナードかつギークではあるけれど、根的に苦悩のない僕みたいなタイプは、正直なところジェイムス・ブレイクが歌いはじめたあたりから脱線気味で、後のポスト・ダブステップ〜IDM再興にしても、脇道のインダストリアル、アンビエント、グライムにしても、どうにもシリアスな成分が多すぎて馴染めないと思ってきたわけです。 そんな折、個人的にもえらくハマった

    Sophie | ele-king
  • Panda Bear | ele-king

  • 2014 Retrospective | ele-king

    CDや配信、あるいはカセットと較べて12インチ・シングルはもはや圧倒的に贅沢品である。値段も驚くほど高くなった。消費者的にはたんに惰性で買っていただけなのに、商品の持つ意味が時代とともにこれだけ変わっていった例も珍しいとは思う。70年代には売り物でさえなく、デザインもそこそこにプロモーション盤として配られていただけ。80年代にはリミックス文化を発展させることにより音楽がアルバム単位で売られることを脅かすほど商品の最先端となり、90年代にはそのままアンダーグラウンドのメディアにも等しい存在になった。ゼロ年代には一転して早くもノスタルジーを漂わせたかと思えば、いまや、チープな高級品とでもいうのか、FKAツィッグスのネックレス付きデザインのように投機の対象にもなれば、以下で取り上げた〈センシュアル・レコーズ〉のように依然としてアンダーグラウンドのメディアとして配信では買えない情報を運んでくること

    2014 Retrospective | ele-king
  • Dean Blunt | ele-king

    年末年始は、子が実家へとさっさと帰るので、ひとりでいる時間が多く持てることが嬉しい。当は、ひとりでいる時間を幸せに感じるなんてこと自体が幸せで贅沢なことなのだろう。そんなことを思ってはいけないのかもしれないが、年末年始、僕は刹那的なその幸せを満喫したいと思って、実際にそうした。 たいしたことをするわけではない。ひたすら、自分が好きなレコードやCDを聴いているだけ。聴き忘れていた音楽を聴いたり、子がいたら聴かないような音楽を楽しんだり、しばらく聴いていなかった音楽を久しぶりに聴くと自分がどう感じるのかを試したり。もちろん片手にはビール。お腹がすいたら料理したり。たまにベランダに出たり。たまに読書をしたり。たまにネットを見たり。寝る時間も惜しんでひとりの時間を満喫した。 そんな風に、ひたすら音楽を聴いているなかで、僕はディーン・ブランドの新作を気に入ってしまった。 最初に聴いたときは、こ

    Dean Blunt | ele-king
  • Oren Ambarchi - Quixotism · Album Review ⟋ RA

  • mus.hiba | ele-king

    Mus.hibaのサウンドスケープ ──ヴァーチャルシンガーの「息」遣い佐々木渉 当初、シンセサイザーの開発目的の中には、「この世にあるすべての音を写実的に表現することを目指して発展すること」があった。アナログ方式・FM方式とデジタル化される最中にあっても、もちろん、ヴァイオリンなどの生楽器も再現しようとしてきたのだが、その後、録音した音そのものを切り刻んで自由につなぎ合わせるサンプラーが発達すると、生楽器の再現にはほぼ完全にサンプリング音源に取って代わられる。昨今では、『ファイナルファンタジー』などの高級感が売りのゲーム音楽を初めとし、オーケストラ・アンサンブルの表現には高級サンプリング音源が使われているのが定番になっているのが象徴的だ。 そんな、オーケストラをほぼフル再現したサンプリング技術が、いちばん手を焼いたのが「歌」である。 声のデータを大量にサンプリングしてきたとして、それを歌

    mus.hiba | ele-king
  • 【サウンド・ライブ・トーキョー】 「マイケル・スノウ+恩田晃+アラン・リクト」が最新最強の即興演奏を披露 | ブログ

    東京文化発信プロジェクトが行う様々なプログラムにライターの宮が出向き、現場からお伝えします。アート、音楽、舞台、地域プロジェクト etc文化は会議室ではなく、現場で生まれている! 実験映画作家としても活躍するジャズ・ピアニストのマイケル・スノウさん、エレクトロニック・ミュージシャンの恩田晃さん、ギタリストでありながら執筆活動も行うアラン・リクトさんのトリオが、11月5日、6日の2日間、渋谷WWWでライブイベントを開催。筆者は、2日目の公演に行ってきました! Artwork by Michael Snow and original photo by Kotaro Okada この公演は、東京文化発信プロジェクトがPARC – 国際舞台芸術交流センターと行う、音と音楽に関わる表現の可能性を探求するフェスティバル「サウンド・ライブ・トーキョー」のプログラムのひとつ。3回目を迎える今年は、渋

    【サウンド・ライブ・トーキョー】 「マイケル・スノウ+恩田晃+アラン・リクト」が最新最強の即興演奏を披露 | ブログ
  • 名曲も珍曲も!電気グルーヴ、盟友参加&ファン狂乱の「塗糞祭」

    1991年にアルバム「FLASH PAPA」でメジャーデビューを果たし、以降さまざまな変遷を経ながら活動を続けている電気グルーヴ。彼ららしい人をったようなタイトルが付けられた今回のツアーには、電気のアニバーサリーイヤーを祝うべく多くのファンが参加し、レア曲を詰め込んだセットリストからなるライブを堪能した。また東京公演の2日目にはメジャーデビュー以降の歴代メンバーであるCMJKと砂原良徳、過去にサポートを務めたDJ TASAKA、合体ユニットを結成して活動していたスチャダラパー、電気とは旧知の仲である天久聖一といったゲストが登場した。 緞帳が開くと真っ白な大階段の上でビシッとポーズを決めた石野卓球とピエール瀧が登場し、ライブの幕開けを告げる。万雷の拍手が沸く中、2人はまずは「電気グルーヴ25周年の歌(駅前で先に待っとるばい)」をパフォーマンス。大階段にはプロジェクションマッピングによってイ

    名曲も珍曲も!電気グルーヴ、盟友参加&ファン狂乱の「塗糞祭」
  • SHOUKICHI KINA-PASCAL PLANTINGA | ele-king

  • R.I.P. Frankie Knuckles | ele-king

    ハウス・ミュージックのゴッドファーザー、フランキー・ナックルズが3月31日、かねてから煩っていた糖尿病の合併症ためにシカゴで亡くなった。言うまでもなく、今日僕たちがハウス・ミュージックと呼んでいる音楽を大衆化したのは、1955年1月18日にブロンクスで生まれ、1977年にシカゴの〈ウェアハウス〉というクラブのレジデントになったこのDJである。 僕たちがハウス・ミュージックによってどれだけの幸福を味わったのかということを、どれだけ救われたのかということを、いまさら思い返すまでもない。フランキー・ナックルズの功績はあまりにも大きく、その損失は計り知れないほど大きい。ベッドルーム・ミュージックを最初に大衆化したのはシカゴ・ハウスだった。ロックンロールだってハウスに救われた時代があった。 フランキー・ナックルズは、音楽のみならず、ゲイ・カルチャーにも素晴らしい影響を与えている。彼は、ハウス・ミュー

    R.I.P. Frankie Knuckles | ele-king
  • 〈WARP〉の伝統を継ぐ新鋭、ニュー・アルバム・リリースに先駆けMV公開

    名門〈WARP〉より、謎の新人がアルバムをリリースする。その名前はパテン(patten)。その正体に関する詳細は、まだ、ない。が、そのサウンドは〈WARP〉の伝統の中心たるエレクトロニック・ミュージックのスタイルを継承した感覚に溢れている。そんななかアルバム・リリースに先駆けて、新曲「Drift」のMVが公開された。まずは、なんの先入観もなしにそのサウンドに耳を傾けてみよう。 いまやエレクトロニック・ミュージックに縛られないカッティング・エッジ・レーベルとしてシーンを牽引する存在となっているレーベル〈WARP〉。そのスタートはブリープ・テクノにはじまり、1990年代に入ると“アーティフィシャル・インテリジェンス”と銘打って、ダンスにとらわれないエレクトロニック・ミュージックの楽しみ方を提案した。その流れはご存知のように、2000年代にはエレクトロニカを生み、恐らくだが遠巻きながらポスト・ダ

    〈WARP〉の伝統を継ぐ新鋭、ニュー・アルバム・リリースに先駆けMV公開
  • patten | ele-king

    パテンには詐欺師の魅力がある。前作の目くらましのようなタイトル(『グラックジョーザックソウ』2011年)が誰にも確と発音されないまま堂々とシーンをわたっていたのもおもしろかったし、いまだに素性を明かさないまま「D」とだけ名乗っていることも、もはやちょっと愛すべきエピソードになりつつあると思う。〈ノー・ペイン・イン・ポップ〉から最初のアルバムをリリースしたのが2011年。彼の今作と昨年末のEPが〈ワープ〉から登場したことは、〈エディションズ・メゴ〉と〈メキシカン・サマー〉をまたぐOPNが同名門とサインしたインパクトに次いで、現〈ワープ〉のアブストラクトでアンビエントな方向性を明確にするものとなった。 必ずしもダンス・ミュージックを出自に持たない両者だが、ビート、プロダクション、参照する音楽性、言動、どこかしらインチキな感じがするのがパテンだというのが筆者の印象だ。キャラクターはある意味で対照

    patten | ele-king
  • Compilation Albums | ele-king

  • Ambient Patrol | ele-king

    『テクノ・ディフィニティヴ』に続いて『アンビエント・ディフィニティヴ』を出さないかと言われた時は当に戸惑った。スタジオボイス誌に特集を持ちかけた行きがかりもあって、それをベースにしたカタログをつくるところまでは勢いで進められたものの、もともと専門家の意識があったわけではないし、単行化の過程でいかに手に入らない音源が多いか思い知らされたからである。どちらかというと違った考えを持った人が別なタイプのカタログを出してくれた方が気が楽になれると思っていたぐらいで、しかし、そういったことは起こらないどころか、僕の知る限り、体系の方法論だったり、構成の仕方に対する批評も批判も何も出てこなかった。もっといえば書評ひとつ出ないのになぜかやたらと売れてしまったし(渋谷のタワーブックスでは年間2位ですよ)。 これで『テクノ・ディフィニティヴ』までつくったら、ダメ押しになってしまうではないかと思ったもの

    Ambient Patrol | ele-king
  • Youth Code | ele-king

    どうやら昨年頃からその兆候が見えていた90'sリヴァイヴァルは完全にトレンドとなってしまったようだ。 ときに野生の鹿を轢きかけるなどして肝を冷やしながら極寒の東海岸をドリフトしている昨今のわたくしですが、先日、ブルース・コントロールのふたりの運転で移動しながら連中が車内でフロント242(Front 242)をかけていたので、何でこんなん聴いてんのよと訊ねたところ、ラス曰く、だって安いじゃん。とまっとうな回答が返ってきた後、でもEBMはいま結構流行ってんだよとのこと。確かにここ数週間ブルックリンを徘徊していたかぎりそれは充分に感じられた。たしかに昨今のUSインディー・シーンにおけるキーワードはインダストリアルというよりはボディ・ミュージックなのかもしれない(三田先生は流石です)。 コールド・ケイヴに代表されるミニマル・ウェーヴ・リヴァイヴァルはボディ・ミュージック・リヴァイヴァルに完全に移行

    Youth Code | ele-king
  • Ultramarine | ele-king

    ウルトラマリンなんていったい誰が覚えているんだっていうの。誰も覚えていないよ。これだけ消費が速い世界で15年ぶりに新作を出したからといって、誰も騒ぐまい。誰もね。あの弱っちい清水エスパルスが試合で信じがたい逆転勝利を果たした次の週だったから、気分が良かったのだ。レコード店の新譜コーナーに面出しされている「Ultramarine」の文字に驚き、何も考えずに買って、そしてそのままだった……、それから後味の悪いリーグ最終戦の日に、家で聴かれないまま放置されているこのレコードに気がついて……で、わりと頻繁に聴いている。 実は、僕はいまでも覚えている。1993年6月26日(27日だっけ?)、昼間の1時かそのぐらいだ。グラストンベリーの、心地良い初夏の風を浴びながら、NMEステージの芝生に寝っ転がって、ウルトラマリンの演奏を聴いていた。なかば微睡みながら聴いていたので、どんな音だったのかは思い出せない

    Ultramarine | ele-king
  • My Cat Is An Alien | ele-king

    2013年は6枚組が熱かった。枚数が増える傾向は非常階段や友川カズキによる10枚組み、メルツバウの11枚組みにカンニバル・コープスの12枚組み、アシッド・ハウスのトラックスボックスは16枚組みで、クイーンのロジャー・テイラーは数え方すらよくわからず、ハービー・ハンコックに至っては34枚組みまで膨らんだ。コニー・プランクの4枚組みなんて、だから、かわいい方でしたよね。そうしたなかで、もっともチャーミングな枚数といえたのが「6枚組み」だったことは間違いない。「6枚組み」がもっとも時代の空気を正確に反映していたのである。そう、東京事変は2枚減らすべきだったし、バジンスキーは1枚足らなかった! 年頭を飾ったのはフィンランドからスパンク(これはコンセプトがかなり複雑)、そして、3月のアイアン・メイデンはともかく、6月にはバート・バカラックとECM、さらにスタイル・カウンシルから秋にはカシーバーと続き

    My Cat Is An Alien | ele-king
  • Magic Mountain High | ele-king