「モバイルコンピューティングとセキュリティ」 マカフィーは、「モバイルコンピューティングとセキュリティ」を発表した。これは、マカフィーがカーネギーメロン大学サイラボに委託して行ったものである。調査対象は、日本を含む世界14カ国1,500人以上の企業IT担当者とその従業員である。マカフィーのトッド・ゲブハート氏は、「モバイルデバイスにおける最大のセキュリティリスクは、紛失や盗難などによって引き起こされるデータの漏えいと損失です」と指摘している。レポートの中から、興味深い事柄をいくつか紹介しよう。 調査結果からの傾向 まずは、この調査によっては明確となった傾向は以下の通りである。 携帯端末の普及は高いレベルにあるが、現在も急速に加速している。新しいモバイル環境は多様で、制約がない ITのコンシューマライゼーション(新しいデバイスやサービスの普及し、流行するまでの状況。一般的にコンシューマから普