母語・英語での看護師国試の是非を意見公募 厚生労働省はこのほど、経済連携協定(EPA)に基づいて来日した看護師候補者の国家試験合格率が低いことなどを受け、看護専門科目の試験を、母国語や英語で実施する代わりに、日本語の語学力を測る試験を併用する取り組みの是非について、パブリックコメント(意見公募)を開始した。期間は2012年1月25日まで。同省の「看護師国家試験における母国語・英語での試験とコミュニケーション能力試験の併用の適否に関する検討会」では、12年2月の次回会合で公募結果を踏まえて議論し、年度内に検討結果を取りまとめる方針だ。 同省によると、EPAに基づいて、08-11年度にインドネシアとフィリピンから受け入れた看護師 ...