はじめに 最近, 必要に駆られて自社サービスにガントチャート機能を追加したんですが, その際に使ったライブラリがとても使いやすかったのでサンプルを交えて紹介したいと思います. 『Frappe Gantt』 とは? 『Frappe Gantt』 とは, シンプルなガントチャートを Web で実現するために作られた JavaScript 製ライブラリです. ドラッグによる移動やリサイズによるタイムスケールの変更, 進捗の可視化といったガントチャートに必要な機能は一通り揃っています. ただ, 中のコードも覗いてみた限りだと拡張性や見た目の変更といった点ではあまり融通は効かない感じでした. ですが, ライセンスは MIT で, 機能や見た目もシンプルでかつ導入も簡単だったので, MVP 開発などでとりあえずガントチャートを実装したいってときなどにおすすめなライブラリかなと思いました. サンプルプロ
Webサービスのフォームに住所を入力するとき、丁目や番地などを入れる欄について、数字やハイフンを全角で書かなければいけない「全角縛り」をやっているフォームをよく見ます。半角文字を入力してしまってエラーになったり、咄嗟に変換方法を思い出せなかったり、全角と半角の見分けが付きづらかったり、「全角縛り」であることが明示されていなかったり、「ハイフン」としてどの文字を使うべきかわからなかったり……と、鬱陶しさを感じることが多くあります。 「住所は全角のみ」(数字やハイフンも絶対に半角を受け付けない)という仕様がどういう経緯で生まれて、どう広まっていったのかが気になってる。いま存在しているのは過去の仕様や慣習の踏襲として理解できても、そもそもなぜそれらが生まれたのかが理解できない。 https://t.co/ZLz0Pw9GOK — ymrl (@ymrl) July 29, 2024 これについて
はじめに Webアプリケーションではユーザーとの対話を効果的に行うため、モーダルウィンドウ(モーダル)がよく利用されます。JavaScriptを駆使して制御するのが一般的ですが、それが必ずしも必要なわけではありません。今回は、JavaScriptを一旦忘れて、CSSのみを使って綺麗なモーダルを作成する方法を紹介します。 ここでは自分なりに考えた方法を紹介しているので、ぜひコメントで他の方法やアイデアを教えてください! モーダルを表示する まず、モーダルの表示をCSSだけで実現します。 基本的にはクリックされた時に状態が切り替わるタグを利用して、表示を制御します。 checkboxを使う場合 checkboxにチェックが入ったかどうかに応じてモーダルの表示を制御します。 紐づけるlabelは複数配置できるので、表示ボタンと閉じるボタンに利用しています。 See the Pen CSSModa
はじめに StorybookとPlaywrightを連携してテストすることで、思っていた以上に良い開発体験が得られたので紹介します。 今回の記事で紹介するテストは以下のリポジトリで公開しています。 具体的には以下の点が最高でした。 独立したコンポーネント開発 Storybookを利用することで、UIコンポーネントを独立して開発・テストできます。これにより、コンポーネントの再利用性が向上し、効率的な開発が可能になります。 シナリオベースのテスト Playwrightを使ってシナリオベースのテストを実行できます。これにより、ユーザーの実際の操作に近い状況でのテストが可能となり、アプリケーションの品質を高めることができます。 クロスブラウザテストの容易さ Playwrightは、複数のブラウザでの自動テストをサポートしています。これにより、異なるブラウザでの動作検証が容易になり、互換性の問題を効
ReactでTanstack Tableを使ってページネーション、ソート、フィルタリングを試してみましたので紹介します。StackBlitzでブラウザで動かせるサンプル付き。 Reactでテーブル表示をする際に、いろいろ考えないといけないことが多いです。 ページネーション(Pagination)したいとか、ソート(Sorting)したいとか、フィルタリング(Filtering)したいとか…、いろいろあります。 これら全部を自前で実装するのは大変ですが、Tanstack Tableを使うと簡単に実装できるそうです。 ドキュメント見てTanstack Tableすごそうだなーと思うものの、機能が多すぎてどんなことできるのかいまいちピンときてないんですよね。 なんで、Tanstack Tableをざっと使ってみて具体的にどんなことができるのかを見てみたいと思います。 このブログでは、最終的にこん
新しい UI テストの手法を提供するテストライブラリ SafeTest 2024.02.25 SafeTest は Playwright と Jest/Vitest を組み合わせた UI テストライブラリです。特定のライブラリに依存せず、React, Vue, Angular, Svelte などのフレームワークに対応しています。SafeTest は単体テストと Playwright を使った E2E テストの手法を組み合わせることで、それぞれの手法が抱える欠点を補うことを目指しています。 SafeTest は Playwright と Jest/Vitest を組み合わせた UI テストライブラリです。特定のライブラリに依存せず、React, Vue, Angular, Svelte などのフレームワークに対応しています。 従来のフロントエンドのテストの手法は Testing Libra
アプリの画面をデザインする際、エンジニアさんに 「なにも登録データがない場合、どう表示しますか」「選択したときの状態ってどんなデザインですか」などと聞かれて 「ウワア考えてなかったすみません、今作ります。。」 (なんて自分はポンコツなんだ、、ウウウ) と、なりたくないですよね。 UI Stackは👆のような状況を回避するのに便利で大事な考え方だと思ったので、言葉の意味を知らない方はぜひ読んでってください! UI Stack アメリカのプロダクトデザイナー Scott Hurff さんが世に出した 「UIの考慮すべき5つの状態」という考え方です 5つの状態 ・Blank State(空っぽの状態) ・Loading State(ローディング状態) ・Partial State(部分達成状態) ・Error State(エラー状態) ・Ideal State(理想状態) 一つ一つ参考を交えな
はじめまして、PREVENTデザイナーの磯部と申します。 今回は、私がアプリUIデザイナー1年目で、HIG(Human Interface Guidelines)とMDG(Material Design Guidelines)を読んでモバイルエンジニアと共通言語を作った話をしたいと思います。 自己紹介普段はMystarや医療職向けの管理画面のUIデザイン、コンテンツ作り、ユーザへの案内パンフレット、営業ツールのグラフィックデザインなど自社で制作したプロダクトのデザインを幅広く行っています。 最近ではプロダクトに「UX」を取り入れるべくUXリサーチの勉強も始め、UXデザイナーとしても奮闘しております! 経歴前職ではWebデザイナーとしてコーポレートサイトやWebアプリのデザインなどをしておりました。 2020年の11月にUIデザイナーとしてPREVENTで働くようになりました! なぜ共通言語
前回は、「UIデザインってそもそも何なの?」という概論的な説明と、UIデザイン未導入の組織の中でみんなでデザインを始めてみるための施策(プロトタイピングとユーザビリティ評価)を話しました。 今回はサービス、プロダクト開発において、デザイナーではない人でも知っていて損はないUIデザインの重要ポイントについて説明します。主に以下の3つのテーマについて順番に議論をしていきます。 デバイスやソフトによるUIの違い ユーザーにかかる身体的・認知的負荷を理解する UIの重要概念(ナビゲーション、インタラクションなど)を知る 「ちょっと」と銘打っておきながらめちゃくちゃ長いnoteになってしまったので、気になる項目だけ読むか、何回かに分けて読んでいただくことをおすすめします、。 ※どこか内容に間違ってる部分やご意見ありましたらコメントいただけたら嬉しいです。 デバイスやソフトによるUIの違い皆さんがお使
15万件以上のメニューデータから 食べたものがすぐに見つかります。 食事写真や市販食品のバーコードを 撮るだけで記録できるなど、 すばやく食事記録できるための 機能が充実してます。 食事を記録すると、栄養士からのあなた専用のアドバイスや、 カロリーと各種栄養素14項目の過不足がわかる栄養素グラフが、 毎日無料でチェックできます。 続けることでリバウンドしにくい「健康的な食生活」が叶います。 ※アドバイスは独自アルゴリズムに応じて自動的に表示されます。 あすけんユーザーの分析では 3ヶ月で平均4.66kg減(※)の ダイエット効果があることが分かっています。 ※2021年1月〜2022年8月に入会した 初期登録体重がBMI25以上のユーザーデータを集計
CSS設計で本当に難しいのは「ルールを理解すること」ではなく「ルール通りに自分でコードを書くこと」だと思います。 実際にコードを書いていると「あれ、ここってどうすればいいんだろう?」「こういう場合はどうすべき?」といったことが頻発し、結局よくわからないまま勘でゴリ押すということがよくあります。 本書はそんな人へ向けて、FLOCSSをベースにしつつオリジナル要素を加えてより体系的にまとめた設計「PDFLOCSS(ピーディーフロックス、Page Divided FLOCSS)」を紹介します。 「CSS設計のルールはなんとなくわかるけど、いざ自分でコードを書こうとすると手が止まってしまう」という人に読んでもらいたい一冊です。 (追記:おかげさまでCSS設計のドキュメントとして採用している制作会社様も増えているみたいです!ありがとうございます🙏)
React components to build charts and dashboardsReact components to build dashboards35+ fully open-source, accessible components for dashboards and charts. Built with React, Tailwind CSS and Radix UI.35+ fully open-source, accessible components for dashboards and charts. Built with React, Tailwind CSS and Radix UI.
はじめに フロントエンドのディレクトリ構成、世の中に色んな「推し」が有って悩みますよね。 例えば、、、 さらに最近は、App Directoryの登場や、それに合わせたNext.js公式の「推し」構成がドキュメント化されたりと、さらに色々なパターンが出てきています。 本記事の趣旨 本記事では、具体的な構成そのものではなく、 様々ある構成を横串で見通して整理できる設計思想を紹介します。 新しい推し構成の紹介ではなく、構成を考えたり決めたりするときに役立つ抽象的・汎用的な指針を提供できればと考えています。 基本となる考え 分割の方向 一般的に、アーキテクチャにおける分割には2つの方向が有ります。 (出典も良書なのでリンクを貼っておきます: https://www.amazon.co.jp/dp/4873119820) これはディレクトリにおいても同じだと思っていて、筆者は分かりやすさのために
こんにちは。カミナシにて業務委託としてフロントエンドを担当している田村(@junkboy0315)です。皆さんはフロントエンドのテスト、どのように取り組んでいますか?フロントのテストはなかなか難しいですよね。 バックエンドのテストには、「入力、出力、永続化されたデータ」の3つを検証するという基本セオリーがあります。しかし、フロントエンドのテストは、その粒度や手法が多様で、とっつきにくいと感じる方も多いのではないでしょうか。 カミナシでもフロントエンドのテストは以前は十分とは言えない状態でしたが、これまで継続的に改善を重ねてきました。今回は、その変遷についてお話ししようと思います。 夜明け前 カミナシのコードベースでは、元々ユニットテストがある程度整備されていました。これらは主に複雑な計算処理を行い結果を返す関数などに対して実施されていました。 しかし、画面全体の機能を網羅する包括的なテスト
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