嵐の大野智と生田斗真が主演したTBS系ドラマ「魔王」が、9月12日に最終回を迎えた。視聴率的には平均11%前後と苦戦を強いられたものの、定評ある韓国ドラマを下敷きにしているだけに見応えのある展開で、毎週の放送を楽しみにしていたファンも少なくない。そんな「魔王」の最終回、最後の最後に用意された結末が視聴者の間で物議を醸している。 ネタバレになるので詳しい内容には触れないが、穏やかに終わりを迎えようとしたラスト約20秒がかなり意味深な描写で、視聴者に「いったいどういうことなのか」という疑問を抱かせる内容で終わってしまった。ただ、余韻や謎を残してドラマが終わること自体は珍しいものではなく、結末を視聴者の判断に委ねる形は従来のドラマにも見られた手法。それ自体は責められることではない。 ところが「魔王」の場合、ラストの映像とともに流れたDVD-BOX発売告知のテロップに「“悲しき復讐劇”再び…特典映