【ハノイ=面川誠】米国とニュージーランドは4日、「新たな戦略的パートナーシップの枠組みを確立する」とした「ウェリントン宣言」を発表しました。政治、軍事面で協力を強めるほか、核不拡散での協力促進などをうたっています。ニュージーランド政府は、両国間のあつれきの原因となっていた非核政策を米国が受け入れたと評価しています。 米国のクリントン国務長官とニュージーランドのマカリー外相が同日、ウェリントンにある国会で宣言に署名しました。 宣言は、定期的な閣僚会合と政治、軍事面での年次高官協議を強化するとしています。 マカリー外相はクリントン長官との共同記者会見で、協議のテーマとして「気候変動、核不拡散、軍縮問題」を挙げ、「高官協議はニュージーランド、豪州、米国の3カ国間でも開かれる」と述べました。 クリントン長官は、「米国は太平洋に関与する国として正当な場を回復するために努力する」と強調。「(両国による
日本ではベタ記事あつかいだったように思うが、ニュージーランド首都ウェリントンで4日、同国キー首相とクリントン米国務長官が会談し、外交・軍事での戦略的な関係強化を目指すウェリントン宣言に署名した。これによって1985年のアンザス危機以降解消されていた軍事同盟の再構築が目指されることになった。 非核原則を掲げていたニュージーランドの方向性が実質的に変換すると同時に、この動向は日本の非核原則にも影響を与えることになると思われる。自民党時代にはそれなりに堅持されてきた非核原則が民主党政権下で実質的には終わる時代へと進むだろう。 今回の宣言は直接アンザス(太平洋安全保障条約, ANZUS:Australia, New Zealand, United States Security Treaty)への復帰を明言したものではないが、内容はそれを示唆していると見てよいだろう。4日付けニュージーランドメディ
Seymour’s Treaty Principles Bill to be considered by Cabinet today
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く