●産経社説〜日本アニメ 厳しい現実も直視しよう 今日(7日)の産経社説は、不肖・木走の我が目を疑う内容でした。 ■【主張】日本アニメ 厳しい現実も直視しよう 映画界最高の栄誉、米アカデミー賞が決まった。宮崎駿監督の「ハウルの動く城」は長編アニメ部門の受賞を惜しくも逃したが、同賞を受賞した前作の「千と千尋の神隠し」に続くノミネートに、「やはり日本アニメは強い」との認識が広がりそうだ。 「ジャパニメーション」「ジャパン・クール」などといった造語が生まれ、国際競争力を持った産業としての日本アニメが脚光を浴びている。 政府は経済産業省を中心に日本のコンテンツ産業の切り札として振興策を打ち出し、商社や金融機関はファンドはじめ制作資金を調達する枠組みづくりを進めている。東京都など自治体の動きも活発だ。 しかし、アニメを取り巻く環境は、楽観できるものではない。 深刻なのは制作現場の厳しい労働条件だ。動画