週刊ダイヤモンド編集部 【第17回】 2008年08月18日 窮余の資金調達で問題が発覚 アーバンコーポ破綻劇の裏側 新興不動産会社であるアーバンコーポレイションが13日に東京地裁に民事再生法の適用を申請した。負債総額は2558億円と今年最大の倒産となった。 上場企業では6月にスルガコーポレーション、7月にゼファーといった新興不動産会社が相次いで破綻しており、あらためて不動産市況の悪化を認識させることになった。ただ、アーバンについては投資家をミスリードするような情報の非開示が倒産と同時に明らかになっており、後味の悪さを残している。 アーバンは民事再生法の適用を申請した13日現在で資産超過状態であり、結局、資金繰りのメドが立たなくなったのが倒産の引き金となった。 今年の4~6月には、棚卸資産である不動産を数百億円売却して資金調達を図ったが、「昨年末以降、金融機関からの新規借り入れや借
【バンコク=菅沢崇】パキスタンのムシャラフ大統領が18日、辞任した。同氏は自らの去就について国営テレビで演説し、弾劾をめぐる議会との対立を回避すると辞任の理由を説明した。1999年10月の軍事クーデターで政権を握った大統領の辞任は、同国やアフガニスタンでテロを活発化させるイスラム武装勢力の動向と、ムシャラフ政権を後押ししてきた米国の対テロ戦略に影響を与えそうだ。 ムシャラフ氏は演説で「反大統領派が自分に対し行っている(憲法違反などの)申し立ては的外れなものだ」としながらも、「議会との対立が深まれば、国家が疲弊する。国益を優先する」と辞意を表明。この後、辞表を下院議長に提出し、受理された。ムシャラフ氏は大統領府での辞任式典を終え、同府を後にした。 憲法の規定により、大統領代行にソームロ上院議長が就任した。
大相撲・若ノ鵬が大麻所持容疑 警視庁逮捕2008年8月18日19時26分印刷ソーシャルブックマーク 大麻成分を含むたばこを所持したとして、警視庁は18日、大相撲の幕内力士、若ノ鵬寿則容疑者(20)=ロシア出身、間垣部屋=を大麻取締法違反(所持)容疑で逮捕した。「六本木で外国人からもらった」と供述しており、使用についても調べる。 日本相撲協会によると、十両以上の現役力士が逮捕されるのは前例がないという。 組織犯罪対策5課と本所署によると、6月24日、東京都墨田区錦糸1丁目の錦糸町駅前の路上で、大麻成分を0.368グラム含有するロシア製たばこ1本を所持した疑いがあるという。 たばこが入った財布を落とし、通行人の女性が拾って近くの交番に届けた。財布の中から外国人登録証を発見。たばこを鑑定したところ、大麻成分が含まれていることがわかった。自宅マンションと間垣部屋を家宅捜索し、マンションから吸引具も
米Googleは8月15日、RSSフィードにもAdSense広告を挿入できるようになったと明らかにした。 AdSenseプログラムに加入している広告主は、Webサイトが配信するRSSフィードと一緒に広告を配信できるようになり、広告はRSSリーダーに表示される。Googleは大手広告主にCPM(インプレッション単価)制で広告を直接販売し、残った枠にはコンテンツに連動する広告をCPC(クリック単価)またはCMP制で挿入するという。 フィードの読者や配信状況などの詳細な情報は、FeedBurnerを使って確認できる。FeedBurberは、Googleが昨年買収したRSS管理サービス。 またWebサイトオーナーは、Webサイト向けAdSenseとは異なり、広告挿入用のコードを張り付けるのではなく、Googleにフィードを送信すればフィードに広告を追加できる。 RSSフィード向けAdSenseは、
米国のバイオエタノール生産業者が、苦境に陥っている。原料となるトウモロコシの高騰で、経営が悪化しているのだ。 2006年に2ドル台だったトウモロコシ価格(CBOT先物・1ブッシェル当たり:以下同)は、2008年1月には5ドルを突破。今年6月末には、7.5ドルに達した。結果、バイオエタノール工場の生産マージンは急減。6月には逆ザヤ、つまり“作れば作るほど赤字”という事態に陥った。 その後、トウモロコシ価格は5ドル台まで下落しているが、依然厳しい状況にあることには変わりない。「06年にはバイオエタノールに注目が集まる一方で供給が追いつかず、生産マージンは一時9ドルに迫ったが、現在は1ドル台」(平山順・日本先物情報ネットワーク主任研究員)。中小規模の業者では、会社更生法の適用申請が続出し、大手でも新規工場の建設中止や延期が相次いでいる。 先行きも、楽観はできない。今年度、トウモロコシは豊作
【カイロ=村上大介】イラン国営通信は17日、同国が同日、初の国産人工衛星の打ち上げに成功したと伝えた。イラン軍が声明を発表したという。それによると、打ち上げられたのは「オミッド(希望)」という通信衛星で、「サフィール(大使)」と名付けられた国産の打ち上げロケットが用いられた。 同国のファルス通信は、エルハム政府報道官の話として、アフマディネジャド大統領が打ち上げの秒読みを行ったと報じた。フランス通信(AFP)によると、イラン国営テレビは、打ち上げの映像を放映したという。 イランは2005年10月、ロシア製の人工衛星を購入し、ロシアのロケットで打ち上げていた。しかし、今年2月、衛星打ち上げ用ロケットの発射実験を実施したことから、米国などはイランの弾道ミサイルの能力向上につながるなどとして懸念を示している。イランは、イスラエルやペルシャ湾岸地域の米軍基地を射程に収める弾道ミサイル(最大射程25
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