冥王星の衛星「カロン」(2015年7月撮影、同年10月1日公開、資料写真)。(c)Handout / NASA / AFP 【10月2日 AFP】冥王星の最大の衛星「カロン(Charon)」で初めて二酸化炭素(CO2)が検出されたとする論文が1日、英科学誌ネイチャーコミュニケーションズ(Nature Communications)に発表された。ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(James Webb Space Telescope)による観測で明らかになった。 冥王星は、海王星の軌道の外側に広がるドーナツ状の領域、カイパーベルト(Kuiper Belt)に含まれる。カイパーベルトには、氷の小天体が無数に存在すると考えられている。 論文の筆頭著者、米サウスウェスト研究所(Southwest Research Institute)のシルビア・プロトパパ(Silvia Protopapa)氏はAFP