報告書ではCOVID―19について、パンデミックを引き起こしたインフルエンザウイルス株に最も近いと指摘、「潜伏期間が長く、無症状による感染が多く、感染力も強いため、COVID―19はインフルエンザより感染しやすいと思われる」とした。 「感染力が強いということは、パンデミックが終わるまでにもっと多くの人が感染して免疫を獲得する必要があるということだ」「直近のインフルエンザのパンデミックに基づくと、この流行は18~24カ月続くだろう」(報告書) 政府当局者に対しては、パンデミックが終わると国民に告げることはやめ、長期戦への備えを呼びかけるよう促した。 今後の状況については3つの筋書きを想定している。 シナリオ1:2020年春の第1波に続き、この夏から1~2年間の間に小規模な波が繰り返され、2021年に徐々に終息する シナリオ2:第1波に続いて、この秋から冬にかけてさらに大規模な流行の波が発生し
