新型コロナウイルスのワクチン開発に当たる研究者。米メリーランド州ロックビルのラボで、(2020年3月20日撮影)。(c)ANDREW CABALLERO-REYNOLDS / AFP 【4月8日 AFP】「血清検査(抗体検査)」は、新型コロナウイルスへの対策として世界の国々が実施するロックダウン(都市封鎖)からの解放でカギとなる──。この検査では免疫によって作られた抗体を検出するため、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)にかかった人で理論上は職場復帰が可能な人を断定できる。 ■高まる関心 RT-PCR法として知られる現行の検査方法は、検体採取に侵襲性を伴う場合があり、個人がウイルスに感染しているかどうかを調べるのに遺伝子解析を用いる。 血清検査は、血液1滴だけで実施でき、ウイルスの抗体を見つけることに重点を置いている。抗体があれば、その個人はCOVID-19にかかっていたが、すでに
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