最近へこむことがあったので、アマゾンで適当に検索して出てきたこの本を購入して読んでみました。 凹まない人の秘密 著者のアル・シーバート博士は、元落下傘部隊の隊員というユニークな経歴を持つ心理学の博士です。 本書における著者のメッセージはこの一文に尽きます。 大事なのは状況そのものではない、ということだ。その状況においてあなたが何をするかが、はるかに大事なのだ。 引用元:アル・シーバート著、林田レジリ浩文訳「凹まない人の秘密」(デジスカヴァー・トゥエンティワン) 外圧がどうあろうとそれに対する反応は自分が選択できるといった、自己啓発書でよく書かれるところの受動的にならず主体性を発揮する的な話がメインです。 凹まない人(弾力性、適応力の高い人)の特徴が書かれている部分よりは、他者への影響力(シナジー力)について書かれた第8章が興味深かったです。 ある人が会議に出たりすることで場がまとまるような