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2010年10月25日のブックマーク (5件)

  • なぜ「中国の奇襲」に日本が巻き込まれるのか - リアリズムと防衛を学ぶ

    書「中国の奇襲」はアメリカの国防総省、および米中安全保障調査委員会がそれぞれ提出したレポートの翻訳です。わりと重要ななのですが、アマゾンにレビューが一件もついていないなど、ほとんど注目されなかったようです。書の意義は訳者があとがきで述べている通りです。 中国台湾を武力攻撃すれば、アメリカの軍事介入や国際社会の経済制裁を招き、中国の経済発展を台無しにするので、中国は武力行使をためらうだろうとわれわれは考えがちだ。また、西側世界と中国の経済関係拡大は、中国社会に価値観の多様化をもたらし、それがやがて民主的で平和的な中国の誕生につながると期待する人が多い。 しかし、こうした観測はどちらも甘い、とばっさり切り捨てる報告書が二つ二〇〇二年七月にワシントンで続けざまに発表された。「中国台湾への奇襲攻撃に備えて軍近代化を進めている」「中国との経済協力は、裕福だが攻撃的な独裁国家を生む恐れがある

    なぜ「中国の奇襲」に日本が巻き込まれるのか - リアリズムと防衛を学ぶ
  • ケインズから現代経済学へのメッセージ? - himaginary’s diary

    先般話題になった非自発的失業を巡る齊藤誠氏と飯田泰之氏の論争であるが、そもそも非自発的失業の概念を持ち込んだケインズの一般理論を紐解いてみると、恰もこうした論争を予期していたような記述があることに気付いた。 ただ、この一般理論の原文はここやここなどで公開されているものの、日語版はあくまでも書籍ベースしかないので、引き写すのが面倒だな…、と思ってぐぐってみると、自身で序論を訳されている方がおられることを知った(こちらのTogetterも参照)。 以下では、そのtomokazutomokaz氏の訳から、ケインズが古典派理論を皮肉った箇所をピックアップしてみる。 第二章第四節(最終段落) しかしながら、もし古典派理論が完全雇用状態にしか適用できないものなら、仮に「非自発的失業」が存在するとして(誰がそれを否定するだろうか)、この失業問題にこの理論を適用するのは明らかに間違っている。古典派の学者

    ケインズから現代経済学へのメッセージ? - himaginary’s diary
  • 『ソニークロニクル2010とMSX』

    80年代を駆け抜けたオールドパソコン「MSX」のよもやまを綴るblogです。旧「MSX研究所長の日常」より移転しました。 皆様は御存知でしょうか、「ソニークロニクル」。4年に一度、ソニーがひっそりと出版している謎のです。2002からスタートし、2006を経て、2010の今回が3度目の出版となります。 ソニーの代表的な製品から歴史を振り返るという趣向の、まあソニーマニア向けのです。 「ソニークロニクル2010」。限定3000部。 コンセプトとしては1999年に出た「デジタル・ドリーム日版」と割とよく似ています。って、知りませんか。 とにかく「ソニーっぽさ」が出ている製品を写真つきで載せまくり、ソニーの有り難さをこれでもかといわんばかりにアピールする、そんなです。 さて、「デジタル・ドリーム」はやったら高かった(確か7000円くらいした)のにMSXを完全スルーという国辱モノ(言い過ぎ)

    『ソニークロニクル2010とMSX』
  • Amazon.co.jp: Living With Complexity: Norman, Donald A.: 本

  • 【小濱康昭さんのオススメ】39歳でMIT教授!タンジブル・ビッツを生んだ石井裕

    常識破り、型破りの発想をもったクレイジーエンジニアを紹介する第9回は、石井裕マサチューセッツ工科大学(MIT)教授を紹介する。直接手でデジタル情報に触って操作できるインターフェース研究で世界をあっと言わせた「タンジブル・ユーザーインターフェース」はいかにして生まれたのだろうか。 アメリカのMITといえば、約60人のノーベル賞受賞者を輩出してきた世界トップクラスの研究実績を誇る。ここで10年以上にわたって教授を務めてきた日人がいる。石井裕氏だ。所属するメディアラボは、パソコンの父として知られるアラン・ケイの言葉「未来を予言するベストの方法は、自らが未来を作り出すこと」をスローガンに、メディアテクノロジーのもたらす未来を描き出す研究を続けてきた。約30人の教授陣には、人工知能の権威であるマービン・ミンスキー氏ら、各分野を代表する研究者が名を連ねる。95年から教鞭を執り始めた石井氏は、その革新