日本オラクル(株)は29日、製造・流通業を主とした市場向けに市場データや入荷数など、ビジネス環境で発生するさまざまなデータの監視・分析・対応をリアルタイムでできる統合型ソリューション“Oracle Event-Driven Architecture Suite”(オラクル イベント・ドリブン・アーキテクチャー・スイート、以下Oracle EDA Suite)を2007年1月9日に提供開始すると発表した。価格は1プロセッサーで750万円(税抜)。パートナー企業を通じて販売される。 Oracle EDA Suiteは、RFIDやバーコードの読み取り機といったセンサーからの入力をイベントとし、このイベントを元にデータの変換やサービスの連携、ビジネス・ルールに基づく処理などの分析処理を行なう。その後、分析されたデータを元に業務処理への連携やアラートを発生させるなどのアクションを行なえる。この一連の
日本オラクルは,無線ICタグ(RFID)などの各種センサーから得られる情報をSOA(サービス指向アーキテクチャ)で利用するためのソフトウエア・パッケージ「Oracle Event-Driven Architecture Suite」(EDA Suite)を,2007年1月9日に出荷する。在庫管理といった,センサー情報をトリガーに自律的に動作する情報システムを構築できるようにする。価格は,1CPUあたり750万円(税別)。 EDA Suiteは,センサー情報を活用する目的に着目し,既存の開発ソフト5製品をパッケージ化したスイート製品である。スイートの肝となるのは,RFIDリーダーなど各種センサーから得られる情報を取得/管理する「Sensor Edge Server」である。Sensor Edge ServerをSOA環境で利用するためのソフトとして,ESB(Enterprise Servic
日本オラクルは11月29日,イベント駆動型アーキテクチャを実現する製品群「Oracle Event-Driven Architecture Suite(Oracle EDA Suite)」を2007年1月9日に出荷すると発表した。各種イベントを受け付ける「Oracle Sensor Edge Server」など5製品から成る。価格は750万円(税抜き,1プロセッサ当たり)である。 「RFIDや電子マネーの利用といったイベントで,データを自動で業務システムに入力することが一般的になってきた」。日本オラクルの三澤智光氏(常務執行役員 システム製品統括本部長)は,イベント駆動型システムが求められてきた背景をこう説明する。同社によれば,(人手によるデータ入力ではなく)イベントによってシステムを駆動するには,(1)イベントの感知,(2)イベントの分析,(3)アクション,の三つの機能が必要だという。
日本オラクルは11月29日、イベント駆動型アーキテクチャに基づくシステムを構築するミドルウエア製品群「Oracle Event Driven Architecture Suite(Oracle EDA Suite)」を発表した。2007年1月9日から出荷する。 日本オラクルによると、イベント駆動型アーキテクチャは、RFID(無線ICタグ)や電子マネー、温度、湿度などの各種センサーなどから収集したデータから「イベント」を感知、分析し、必要な業務処理の実行につなげる仕組み。例えば流通分野で使えば、RFIDを利用して入荷情報や出荷情報を自動的に感知し、サプライチェーン・マネジメントのアプリケーションと連携して在庫管理業務を自動化、最適化するといったことが可能になる。 また製造業向けには、RFIDを使った生産工程の管理・分析ソリューションや、センサーを使った生産設備の監視、保全のソリューションなど
日本オラクルは11月29日、スイート製品「Oracle Event-Driven Architecture Suite(EDA Suite)」を発表した。「注文情報を入力する」や「倉庫に商品を入庫する」といった業務上のイベント・データを検知し、それを業務プロセスに沿った一連の処理の基点とする「EDA(イベント駆動型アーキテクチャ)」に基づくシステムの構築を支援するのが狙い。2007年1月9日に出荷開始する。 EDAは、米ガートナーがSOA(サービス指向アーキテクチャ)を補完する概念として提唱しているもの。日本オラクルの三澤智光 常務執行役員は、「EDAはSOAと切っても切り離せない関係にある」と主張する。EDAの考え方を使うことで、SOAに基づくシステムの“前処理”の部分を効率よく実現できる、というのがその理由だ。 EDAに基づくシステムは、例えばICタグなどを使って大量のイベント・データ
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 日本オラクルは11月29日、ビジネス環境で発生するさまざまな事象(イベント)に対し、最適な処理を施すプログラムやサービスを駆動する「イベント駆動型アーキテクチャ」(EDA:Event Driven Architecture)というコンセプトに基づいた新スイート製品「Oracle Event-Driven Architecture Suite」(Oracle EDA Suite)を発表した。 日本オラクル 常務執行役員 システム製品統括本部長の三澤智光氏は、EDAの重要性について、「システムの進化に伴い、入力方式も変化した。昔はパンチカードによる入力方式だったのが、インターネット時代の現代では人間が自分でデータ入力するようになった。今後ユ
2006/11/29 日本オラクルは11月29日、RFIDなどセンサーデバイスの情報を収集し、業務アプリケーションに適切に伝える「イベント駆動型アーキテクチャ」(EDA)のスイート製品「Oracle Event-Driven Architecture Suite」(Oracle EDA Suite)を2007年1月9日に出荷すると発表した。Oracle EDA Suiteを使うことでRFIDなどの展開、管理が容易になり、ビジネスプロセスとの統合を効果的に行えるという。 EDAのベースとなる考えは、センサーからのイベント情報の“感知”、ビジネスルールによる“分析”、次の業務処理につなげる“アクション”の3つ。Oracle EDA Suiteは、イベント情報を収集する「Oracle Sensor Edge Server」を中核に、イベントを感知する「Oracle Enterprise Serv
日本オラクルは、統合型の基盤ソフトウェア製品からなるスイート製品「Oracle Event-Driven Architecture Suite(以下「Oracle EDA Suite」)」を発表した。「Oracle EDA Suite」は、ビジネスの現場を取り巻く環境で起こるさまざまな事象(イベント)にかかわるデータを検知、分析し、これに基づいてプログラムやサービスを駆動する、イベント駆動型アーキテクチャー(EDA: Event DrivenArchitecture)を核としており、状況変化への迅速な対応、在庫管理などに活用することができ、企業の競争力強化を支援する。 事業にまつわるイベントには、自然現象から何らかの事件まで多様なものがある。交通関連の産業であれば、天候はビジネスを左右する大きな要因となる。金融業の場合、株式市場の動き、為替相場のほか、新技術開発などの「ニュース」にも大きな
日本オラクル株式会社は11月29日、イベント駆動型アーキテクチャ(以下、EDA)を実現するミドルウェアスイート製品「Oracle Evnet-Driven Architecture Suite(以下、Oracle EDA Suite)」を発表した。日本オラクルは本製品により、EDAの構築、管理、運用が容易になり、急激に変化するビジネスや市場の状況にリアルタイムに対応することができるとしている。 EDAとは、RFIDや電子マネー、各種センサーや大規模なレーダーなど、多様化する情報ソースからのさまざまなデータをリアルタイムに感知・分析し、その後のアクションまで自動で判断してくれる次世代アーキテクチャ。例えば、航空業界において、天候の変化や顧客の予約状況、運休・遅延といった即時性の高い情報をリアルタイムに分析し、即時価格設定や再スケジューリング、障害に対してアラートをあげるといったアクションまで
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