ノーク・リサーチがまとめた2006年の中堅・中小企業向けERPの実態調査によると、2005年度のシェア上位3社の順位に変動はないものの、わずかずつだがシェアを落としている。2006年度はNECの本格参入もあり、混戦に拍車がかかりそうだ。 ノーク・リサーチは11月27日、2006年の中堅・中小企業向けERPの実態調査をとりまとめ、その分析結果を発表した。 それによると、2005年度(2005年4月~2006年3月)のERP市場は前年比8.1%の伸びで1064億円、2006年度も前年比8.5%増の1154億円に達したものの、大企業向けERP市場は飽和感が強く、年商500億円未満の中堅・中小企業向けがERP市場の伸びを牽引している実態が浮き彫りになった。 中堅・中小企業向けの市場規模は、2005年度が2年連続で2桁となる13.4%の伸びを示して670億円となり、2006年も10.6%と順調に成長
![2006年の中堅・中小企業向けERP市場はNEC本格参入で混戦模様に](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/9caca73503f4f31c19c93d1e25b787825c07f992/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fenterprise%2Farticles%2F0611%2F28%2Fshare01.jpg)