「マーケティング・コミュニケーション」をごく簡単に解説しようとすると,「顧客の開拓,商品やサービスの開発と販売,サポート・サービスに至るマーケティングの全過程における顧客とのやりとり」という一文にまとめられるだろうか。 筆者はWatcherでこれまで2回にわたり,日本企業に見られるマーケティング・コミュニケーションの「誤解」について書いてきた。今回はあるIT企業で筆者が体験したマーケティング・コミュニケーションの「悪例」を紹介したい。 日本におけるCRMソフト製品の広告宣伝活動の基本は,展示会への出展,それから無料セミナーの開催だ。この方法は,1980年代の終わり頃,アメリカで盛り上がった「コンベンション方式」に見かけ上酷似している。 1990年代の後半,筆者は某IT企業にコンサルタントとして雇われていた。この某社はコールセンター向けソフトやCRMアプリケーションを顧客に販売しインテグレー
2007/04/04 Red Hat Linuxをレッドハットに代わってサポートするオラクルの「Unbreakable Linux」の国内展開にデルが協力するようだ。デルは3月末に日本オラクルのパートナー資格で最上位になる「Certified Advantage Partner」(CAP)の契約を締結。デルは国内で日本オラクルとの直接取引が可能になり、一次窓口でのオラクル製品のサポートも提供できるようになる。オラクルによるUnbreakable Linuxの国内展開の詳細は未定だが、デルが重要な役割を果たすことになるだろう。 日本オラクルの取締役 システム事業担当 常務執行役員 グローバルアライアンス戦略本部長 保科実氏によると、デルとオラクルはグローバルで再販契約を結んでいて、デルは米国でUnbreakable Linuxの再販も行っている。保科氏は国内展開について「日本でも準備ができ次
デルと日本オラクルは4月4日、両社のエンタープライズ戦略を融合し、製品、ソリューション、サポートなどを全ての顧客に提供するため、提携を強化すると発表した。 デルと日本オラクルは4月4日、両社におけるエンタープライズ戦略を融合し、業界標準技術を採用したデルのx86サーバやストレージなどのエンタープライズ製品および日本オラクルのデータベースやミドルウェアなどのソフトウェア製品を中心としたITシステムの構築を包括的に推進すると発表し、報道関係者に具体的な内容について説明を行った。 今回の提携強化で、デルの「スケーラブル・エンタープライズ戦略」と日本オラクルの「グリッド・コンピューティング戦略」が、両社共通のエンタープライズ戦略として融合することになる。その結果両社は、中堅・中小企業から大企業までの全ユーザー領域に、パフォーマンスおよび可用性、拡張性の向上が容易なITシステムの構築を、適正な価格で
Generative AI will drive a foundational shift for companies — IDC
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます デルと日本オラクルは4月4日、これまでの提携をより強化すると発表した。両社は、共同で検証や市場開拓を行うほか、デルがオラクル製品を含めたサポートをワンストップで提供する。 今回の提携強化は、デルのスケーラブルエンタープライズ戦略と、オラクルのグリッドコンピューティング戦略を、両社共通のエンタープライズ戦略として融合することを基盤としている。デル アドバンストシステムズグループ本部長の町田栄作氏は、この両社の戦略について「方向性は同じだ」と述べ、親和性の高い戦略であることを強調した。 両社のこれまでの関係について、日本オラクル 取締役 システム事業担当 常務執行役員の保科実氏は、「ワールドワイドにおいて、デルは2003年よりオラクルのリセ
オラクルとデルは4月4日、従来からの提携関係をさらに強化し、エンタープライズ市場への共同の取り組みを推進していくことを発表した。 デルがオラクルの“Certified Advantage Partner”契約を締結 デルは、日本オラクルが展開するパートナー・プログラム「Oracle Partner Network」の最上位プログラムである「Certified Advantage Partner」(CAP)契約を締結。この結果、デルは日本オラクルとの直接取引が可能になり、日本オラクル製品の直接再販権を獲得、さらに顧客に対するオラクル製品のサポートもデルが直接提供する。 この提携強化による具体的な施策計画としては、 両社検証済みのOracle Database 10g搭載DEll PowerEdgeサーバ パッケージの提供 両社検証済みのOracle Real Application Clus
デル株式会社と日本オラクル株式会社は4月4日、両社のパートナーシップを強化すると発表した。双方のエンタープライズ戦略を融合して、業界標準技術に基づく新施策を展開していく方針だ。 今回の提携強化では、デルの「スケーラブル・エンタープライズ戦略」と日本オラクルの「グリッド・コンピューティング戦略」を両社共通の戦略として融合。製品、ソリューション、サポートなどにおいて中堅・中小企業から大企業まですべての顧客にベストプラクティスを提供していく。 そのためにデルは今回、日本オラクルのパートナープログラム「Oracle PartnerNetwork」の最上位プログラム「Certified Advantage Partner(CAP)」の契約を締結。国内において、より本格的なオラクルソリューションを展開する体制を整えた。 これに伴い、両社の製品を組み合わせて、Oracle 10gシステムの設計、導入、構
WS-I,Webサービス向けセキュリティ仕様「Basic Security Profile」の最終版を公開 Webサービスの普及促進を図る業界団体Web Services Interoperability Organization(WS-I)は,Webサービス向けセキュリティ仕様「WS-I Basic Security Profile(BSP)1.0」の最終版を公開した。WS-Iが米国時間4月3日に明らかにしたもの。仕様書はWS-IのWebサイトから入手できる。 BSP 1.0は相互接続性プロファイルであり,データ転送やSOAPメッセージ交換の安全性,その他WS-I仕様におけるセキュリティ上の問題について,注意事項などを記載している。Webサービス構築ガイドラインである「WS-I Basic Profile 1.1」を補足する。 WS-Iによると,Basic Security Profil
KONAMI、「e-AMUSEMENTシステム」の一部運用管理で「Oracle On Demand」を採用 日本オラクルは、コナミデジタルエンタテインメント(KONAMI)が提供するアーケード用ネットワークシステム「e-AMUSEMENTシステム」の会員情報用データベースの一部として採用された、「Oracle Database 10g」と「Oracle Real Application Clusters 10g」の運用管理に「Oracle On Demand」が採用されたと発表した。 「e-AMUSEMENTシステム」は、アミューズメントセンターに設置された業務用ゲーム機をネットワークで結び、プレーヤーはネットワークを通じて遠隔地にいるほかのプレーヤーと対戦できる。また、プレーヤーはe-AMUSEMENT PASS(ICカード)を利用し対戦を重ねて行くことで段位の取得や、全国ランキングへの
Generative AI will drive a foundational shift for companies — IDC
米小売大手のTJX Companiesで起きた過去最大規模の顧客情報流出事件は、暗号化が特効薬でないことを示した。 以下は、TJXが証券取引委員会に提出したフォーム10-K報告書の抜粋であるが、これは暗号化をめぐる問題の核心ともいえるものだ。 「フレーミンガムのシステムには、2006年にマスキングおよび暗号化対策を実施したが、2006年のコンピュータ侵入で利用された技術は、支払いカード発行者の承認プロセスの最中にフレーミンガムのシステムから支払いカードのデータを盗むことを可能にした。この承認プロセスでは、データ(トラック2のデータを含む)が暗号化されないまま支払いカードの発行者に送信される。さらに、TJXで利用していた暗号化ソフトウェアの復号化ツールにも侵入者がアクセスしていたと考えられる」 暗号化技術があってもデータが暗号化されなければ何の価値もないのは当然だが、クレジットカード番号が暗
ソフトクリエイトと日本オラクルは、Visual Basic開発者向けにJava開発への移行を支援するために、J2EEアプリケーション開発ツール「Oracle JDeveloper 10g」とWeb入力フォーム開発ツール「X-WebForm Developer」の実機を利用した1日無償トレーニングを提供開始することを発表した。 「X-WebForm Developer」は、Webシステムが苦手としていた入力インタフェース画面を、ドラッグ&ドロップなどの操作で簡単に作成できるツール。また、「X-WebForm Developer」の入力フォームは、紙伝票のようなイメージや、従来のクライアント/サーバシステムと同等なインタフェースを、特別なソフトウェアやプログラミングを必要とせず、Webブラウザのみで表現できる。 一方、J2EE統合開発環境である「Oracle JDeveloper 10g」は、
アシストは、Oracle Databaseの稼働状況を診断してレポートを出力するWebサービス「パフォーマンス・セラピー」を開始した。昨年9月から無償提供していたサービスの機能を拡充し、正式版としてリリースする。 「パフォーマンス・セラピー」は、Oracle標準のパフォーマンス分析ツール「Statspackレポート」をもとに、グラフィカルな診断レポートを出力するWebサービス。各種パフォーマンス関連情報、同業種・同業態の他社との比較など、Oracleデータベースの利用状況や傾向をWebブラウザ上で視覚的に把握できるのが特徴。アシストでは、昨年9月から試験的に提供を開始しており、今回、新機能を追加した上で正式に有償サービスとして開始した。 新機能としては、自社と他社の初期化パラメータを比較できる「初期化パラメータナビ」、利用者、データベース規模ごとに他社のハードウェア要件を参照できる「構築ナ
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 日本オラクルは4月2日、企業内向け検索エンジンの新版「Oracle Secure Enterprise Search 10g Release 1(10.1.8)」と、同製品で利用できるコネクタ「Oracle Secure Enterprise Search Connector」の出荷を開始した。 Oracle Secure Enterprise Search 10gは、オラクル製品の一部へのセキュア・サーチ機能を持っている。今回発表されたコネクタにより、「Oracle E-Business Suite 11i」「Oracle Siebel」などのアプリケーション製品や「Windows NT File System(NTFS)」「EMC
日本オラクルは4月2日、企業向け検索エンジンの新版「Oracle Secure Enterprise Search 10g Release1(10.1.8)」を発表した。新版では、連携できる他社製品を増やしたことが特徴である。新版自体は2月に出荷しているが、他社製品との連携に必要なコネクタを今回、出荷した。 Secure Enterprise Searchは、リレーショナル・データベースに格納されたデータだけでなく、ファイル・サーバーやメール、デスクトップPCのファイルなども一括検索できるソフト。今回、新たに検索対象となる製品は、日本IBMの「Lotus Notes/Domino」やマイクロソフトの「Exchange Server」、「SharePoint Portal Server」など13種類に上る。これまではオラクル製品に限定していた。同時に、アクセス権限を参照する際のディレクトリ・
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く