日本IBMと日本オラクルは2007年3月2日、「IBM/Oracle Technology & Solution Day 2007 〜イノベーションを創出しつづける経営基盤〜」を開催した。これまで両社が展開してきた協業の成果となる、技術、ソリューションを広く紹介することが目的だ。この2社が共同でイベントを開催することは初めてのことであるという。 日本IBMのトッド・カートリー副社長(左)と、日本オラクルの新宅正明社長 開会にあたり、日本オラクルの新宅正明社長は「この2年間、米オラクルは27社を買収した。(傘下に収めた)Siebel、PeopleSoft、JD Edwardsなどの製品は、いずれもIBMグループが最大のパートナーだ。これらの製品の真の価値をソリューションとして顧客に届けることが、両者の協業の最大の目的だ。オラクルは総合エンタープライズソフトウェアベンダーとして成長できると考え