Project Xの開発をめぐっては、連携フレームワークが登場することでFusion Applicationsが不要になるのでは? との疑問もある。その真相を探ってみると。 Oracleでは、新しいSOA(サービス指向アーキテクチャ)戦略を開発中だ。同社に近い情報筋によると、この戦略は、同社のFusion Applications構想よりも積極的に推進される可能性があるという。 同社のチャールズ・フィリップス副社長は4月16日、ラスベガスで開催された年次「Oracle Applications Users Group」カンファレンスでキーノートスピーチの中で、「Project X」のコードネームで呼ばれるコンポジットアプリケーション戦略を発表した(関連記事)。情報筋によると、Project Xとは基本的にアプリケーション連携フレームワークであり、特定のビジネスプロセスに応じて、ユーザーがO