日本オラクルの根岸徳彰氏 7日に発表された「Oracle TimesTen In-Memory Database 7」。Release 7は、Oracleが2005年にTimesTenを買収して以降、同社が開発に関与した初のメジャーアップデートとなる。 TimesTenはハイ・トランザクションシステムを主な対象としたイン・メモリデータベースだ。日本オラクル システム統括本部 営業推進部 担当シニアマネジャー 根岸徳彰氏にTimesTenについて訊いた。 Release 6では証券・通信・ネットワーク・インターネット上でのサービス提供者・証券自動取引などを中心に国内でも導入が進んだというTimesTen。しかし、一般的なデータベースエンジニアからすればイン・メモリデータベースはまだまだ珍しい。本稿ではTimesTenの技術的な側面を中心に、その「正しい」姿を明らかにしたい。 「SQLでアクセ