京都学校歴史博物館(京都市下京区御幸町通仏光寺下る橘町、TEL 075-344-1305)で現在、学校に寄贈などされた日本画を紹介する企画展「学校で出会う 京都の日本画」が開催されている。 上村松園ら、同じ学区の画家の作品をまとめたびょうぶ 京都では、明治2年に全国に先駆けて学区を設け、64の番組小学校が開校した。同館では、そうした歴史や統合などによって閉校した学校の資料の研究、展示を行っている。同展では、閉校した学校で所蔵されていた作品を中心に約100点の日本画を展示する。 「江戸時代から昭和の作品が途切れることなくこの作品数を展示できるのは京都ならでは」と話すのは同館学芸員の森光彦さん。元六原小学校が所蔵していた「記念寄附帖」には絵画の寄贈の記録と共に、その金額も記録している。寄贈者は地元に貢献したとして名前が残されていた。 焼失した本能寺小学校に代わる新校舎の記念として贈られた「油断
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