【AFP=時事】たばこの健康被害に関する警告表示をパッケージの前面に大きく表示すると、喫煙したいと思う若者を思いとどまらせるのを助けるが、背面に表示してもほどんど効果がないかもしれないとの調査結果をまとめた論文が、英医学誌ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル(British Medical Journal、BMJ)が発行する専門誌「タバコ・コントロール(Tobacco Control)」に掲載された。 【こんな研究も】たばこの魅力、単調なパッケージで減少 喫煙規制をめぐる激論が交わされている国々で物議を醸してきた話題に触れる今回の調査では、英国の10代の若者を対象とした大規模な調査で得られたデータをまとめた。 調査は11〜16歳までの若者1000人以上が参加し、2008年と2011年の追跡調査の計2回で行われた。 2008年に英国で販売されていたたばこの箱には、前面と背面に警告の文